あらすじ
写真家としてのみならず、「さくらん」「ヘルタースケルター」といった映画の監督、AKB48「ヘビーローテーション」のMV監督など、多方面で活躍している著者が、プロの写真家になって10周年という区切りに人生を振り返った。
子どものころ、美大生のころ、初仕事、「木村伊兵衛写真賞」を受賞したころ、仕事が急増したころ、出産後・・・人生の節目において、クリエイターとして、女性として、何を考え、どんな行動を起こしたのか。そして、父である演出家・蜷川幸雄氏のことも語った。
人生を豊かにするヒントがつまった一冊。
※この本は『ラッキースターの探し方』(2006年、DAI-X出版刊)を改題、加筆したものです。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
蜷川実花さんの作品のスタイルは
こうして、考えて、経験して、迷って
苦しんで、
「わたしがやらなきゃ、誰がやるの」
そういう域に達してつくられたものなのだ、と
改めて尊敬。
大胆な色づかい、つきぬけた作品づくりの
裏で、これだけ迷い、気を遣い、
夢をみて、つくってこられたのだなぁ
と、作品も作者もますます好きになかった。
何度も読み返したい、元気の出るエッセイ。