あらすじ
【電子限定版】描き下ろし番外編「二人の幸せ」収録。●超美形のネイティブ男子が魅せるハイパーワイルドLOVE!! 理事長に留学生の世話を命じられた大学職員・稜一郎(りょういちろう)。なんと留学生・カルタカは、言葉も通じない未開の地に住むネイティブ!! 一族の戦士で超美貌の持ち主だが、スマホやテレビ、果ては水洗トイレを恐れる彼に稜一郎はうんざり…。だが、つたない言葉で「リョウイチロー」と呼ばれ懐かれるうちに、次第に心が傾いて!?
...続きを読む
普通の大学事務員である稜一郎は、理事長の命令で急に留学生を預かることに。相手は言葉の通じない、未開の地に住む種族出身のカルタカ。異文化に戸惑いながら交流していた2人でしたが、徐々に言葉を超えて心を通わせるようになり…。
まず、出会いのインパクトがBLマンガだっけ?と思ってしまうようなギャグ仕様です。その後もところどころでツッコミを入れたくなる展開が続きますが、異国風イケメンのカルタカに徐々にほだされていく稜一郎の心の変化も丁寧に描かれていて、読んでいるこちらも思わず感情移入してしまいます。一生懸命文化に馴染もうとするカルタカの可愛らしくも包容力のある様子が良い!「いやだ したい する」などの直情的なカタコトのセリフにもドキドキしてしまいます。
異国、異文化という壁を2人が乗り越えていくのか…ぜひ見届けてください♪
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
部族からやってきた留学生×大学事務員
とにかく絵がきれい。
前半は、空港に仮面をつけて到着する攻や、スマホやIHに驚く攻と、それにげんなりする受。
一緒に生活する2人を描きつつ、そこに散りばめられたギャグにクスッと出来るので、時々やってくるふんわりとしたドキッ要素に、「あぁこれBLだった」となった。
名前呼びイベント→キス→H
それぞれそこに至る背景を描きながらステップを踏んでくれるので、ストーリー的にも丁寧。
Hだけではなく、言葉や動作できちんと愛情表現をする場面が要所要所であるため、お互いが惹かれていく様が自然かつ分かりやすかった。
Hは後半に描かれている。
部族モノは、攻が受の意思を無視して自国に連れ帰ったり、夜中に忍び込んで来たり……、部族の跡継ぎである俺の嫁になれ!! みたいなイメージが強かったのだけれど。
この作品はそれがない。
Hは受から誘って、切ない印象を受ける優しいもの。収録されているHの頁数自体は多くはないが、萌える、滾る、えろい。
2人で共に人生を歩むために、きちんと言葉に出して想いを伝えていて好感が持てる。
とても優しい、良い人しかいないBLだった。
作者さんのファンです
ギャグ要素もあって面白かったです。開始早々面白くて笑っちゃいました。
作者さんのファンですが、描く男性が受けと攻め両方とも大人の男性のカラダをしていてヒョロくないので好きです。
攻めが雄々しいのにキスとか知らなくて可愛かったです(´^ω^`) そのおかげで受けが恥ずかしながらこうするんだよって教えてくれるのもう尊くて悶えました!
匿名
民族の壁を超えた恋が、こんなに刺さるとは!カルタカの顔面が強すぎてずっとドキドキしてた、目が合う度に←気のせい 2巻も読むの楽しみ!
最高
ストーリーが最高すぎましたー!!!!
カルタカの日本語がカタコトでほんとに可愛いです!!笑
カルタカの身体はめっちゃがっしりででかいので、抱きしめるシーンはすごくキュンとしました。
この2人、最高ですね、、、
切ないシーンと笑えるシーンもあり、ラブラブなシーンもありと、盛り沢山な1冊です!!
カルタカ最高
なんといってもカルタカがカッコいい!褐色の肌に筋肉美のイケメン、たまりません!
さらに、カタコトの日本語が可愛いすぎる。
リョウイチロウはノンケなのに、自ら受けに回るほどカルタカを好きになったというのがすごいな。
続編も続けて読みます!
Posted by ブクログ
部族物という事で、色々価値観とかが違うんだけどお互い過ごしていく内に相手の事を好きになっていくというのがとても良かったです。カルタカ、稜一郎に対しては結構甘えたになるのがとてもツボだった!このカップルのお互い一緒に勉強していこうね感が好き。
Posted by ブクログ
▼あらすじ
理事長に留学生の世話を命じられた大学職員・稜一郎。なんと留学生・カルタカは、
言葉も通じない未開の地に住むネイティブ!! 一族の戦士で超美貌の持ち主だが、
スマホやテレビ、果ては水洗トイレを恐れる彼に稜一郎はうんざり…。
だが、つたない言葉で「リョウイチロー」と呼ばれ懐かれるうちに、次第に心が傾いて!?
***
初読みの作家さん。丸々一冊表題作でした。
正直、長髪キャラだったり褐色肌だったりするのはあまり好みではなく、それどころか民族系のお話にもまるで興味が無かったんですが、別サイトのランキング上位に入っているのを見て気になり、絵が好みだったという事もあり購入しました。
いざ読んでみると、あまり期待していなかったせいか、思ってたよりも読み応えがあって面白かったです。
何より絵が吃驚するくらい上手くて感動してしまいました。
線はくっきりとしていて力強く、一コマ一コマ丁寧に描かれています。
受けも攻めも割とがっしりしていますが、特に攻めの肉体美が半端ない。
とにかく凄まじい迫力で、何となくですがスカーレット・ベリ子先生の絵に近いものを感じました。デッサン集とか出せそうだな、と…。
内容もテンポが良い割りに大事な過程すっ飛ばして直ぐにくっ付いたり、最後、駆け足気味に終わらせたりせずじっくり関係を進めて行くタイプのお話だったので好印象でした。
適度に挟まれるギャグも面白かったですし、相手の手に魂を捧げるっていうカルタカの故郷流の愛情表現もロマンティックで不覚にもキュンとしてしまいました。
あと印象的だったのは最後、空港でカルタカと別れる間際に受けが「キスだけは僕以外とはしないでほしい…」って言うシーンですかね。
受けの必死な表情に心を打たれました。
とまぁ、最後まで楽しく読ませていただいたのですが、率直に申しますともう少しお話にパンチがあっても良かったかな〜って気もします。
受けも地味(事務職だから仕方ないのですが)ですし、展開も王道なので絵に迫力があるだけに話の迫力の無さが私には少し引っ掛かりました。
後はエロが少なかったのが残念だなぁ…と。
エロは最後の方に描き下ろしも含めてチラッとあるだけなんですが、これがまぁ物凄く野生的且つえっちくて素敵だったので勿体無いなと(笑)
願わくばもっとエロの方を見たかった…!
とは言え、こういったジャンルに興味のない私でも十分楽しめた作品なので、表紙買いして損は無いかと思います。評判が良いのも頷けますね。
…余談ですが、カバー裏の作者さんのコメントが凄く面白くて笑えました(笑)