書店員のおすすめ
普通の大学事務員である稜一郎は、理事長の命令で急に留学生を預かることに。相手は言葉の通じない、未開の地に住む種族出身のカルタカ。異文化に戸惑いながら交流していた2人でしたが、徐々に言葉を超えて心を通わせるようになり…。
まず、出会いのインパクトがBLマンガだっけ?と思ってしまうようなギャグ仕様です。その後もところどころでツッコミを入れたくなる展開が続きますが、異国風イケメンのカルタカに徐々にほだされていく稜一郎の心の変化も丁寧に描かれていて、読んでいるこちらも思わず感情移入してしまいます。一生懸命文化に馴染もうとするカルタカの可愛らしくも包容力のある様子が良い!「いやだ したい する」などの直情的なカタコトのセリフにもドキドキしてしまいます。
異国、異文化という壁を2人が乗り越えていくのか…ぜひ見届けてください♪