あらすじ
すべての新しい達成には初めに熱狂が、それも人知れない孤独な熱狂が必ずある。「癒着に染まれ」「野心なんか豚に食われろ」「一撃必殺のキラーカードをつかめ」「人たらしになるな。『人さらい』になれ」「結果が出ない努力に意味はない」など、出版界の革命児・見城徹による、仕事に熱狂し圧倒的結果を出すための55の言葉を収録。文庫完全版!
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「憂鬱じゃなければ仕事じゃない」――この一言が、あなたの停滞した日々を切り開くきっかけになるかもしれません。出版界の革命児・見城徹氏が語る55の仕事哲学は、厳しさの中に実践的な知恵と情熱が詰まっています。
本書の魅力は、そのリアルさと具体性にあります。例えば「結果が出ない努力に意味はない」という言葉。何かをやり遂げるには、ただがむしゃらに頑張るのではなく、成果を生む行動を選ぶ必要があるのです。また、「義理を重んじ、人との約束を守れ」という教えは、仕事の基本ながら、どんなキャリアにも通じる最強のルールです。
これらの言葉は、ただ読むだけで終わるものではありません。日々の仕事に取り入れた瞬間から、行動が変わり、結果が変わる。私はこの本を手にしてから、どんな憂鬱な仕事も「やり遂げた先に何かがある」と信じられるようになりました。
悩んでいる新人、限界を感じる中堅社員、そして次の一歩を迷うすべてのビジネスパーソンに、この本をおすすめします。読めば、「熱狂」が仕事を変え、人生を動かすことを実感するはずです。
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Posted by ブクログ
なぜ仕事に熱狂するのか?
人は誰もが全員、死を背負って生きている
生から死への道は一方通行だ
生の虚しさを紛らわせる要素は
①仕事②恋愛③友情④家族⑤金の5つ
とりわけ①~③が上位に来る
労働によって誰も見たことがない価値を創造する
そんな仕事を常にやっていなければ僕は気が済まない
どうせ生きるならば仕事に熱狂し、人生に熱狂しながら死を迎えたいと僕は思うのだ。
自己検証・自己嫌悪・自己否定。
この3つがない人間には進歩がない。
今日もまた1日死へ近づくのだ
という冷徹な事実を確認し
悔いのない1日にするぞと奮い立ち
朝というとば口から残りの人生を照射するのだ
作品に惚れこむ気持ち。
その純潔と純粋は何物にも替えがたい
しかし、きれいごとだけで作品が売れるほど世の中は甘くない
純潔と純粋の中に、勝負師としてのたくらみが混在する
そのときはじめて作品は大衆に受け入れられる
自分の感覚や感動の源泉を信じ、たった一人でも自分が信じた道を行く。人の100倍も不安におびえ、困難に耐えながら、苦痛を糧として仕事をする。
それが僕の言う「たった一人の孤独な熱狂」だ。
人たらしではなく、人さらいになる
GNOは絶対死守
義理人情恩返し
圧倒的努力で得た結果も、一度ゼロに戻す
ゼロの地平から原石を探さなければ、次なる成長軌道は描けない
倖せの定義
最後の勝負は、死ぬときにあなたがどう思うかだ
アメリカの先住民
「君がなんとなく生きた今日は、昨日死んでいった人たちがどうしても生きたかった大切な明日だ」
Posted by ブクログ
幻冬社の見城さんの著書。
この本はほぼ自伝なので、テクニック的な部分ではなく見城徹のこれまでの生き方が知れる本、結果を出してる人がどんな考えでどんな行動をしてきたのか知るには良い本だな、と。
毛沢東の革命の三原則は
①若いこと
②貧しいこと
③無名であること。
僕はこれに
④無知であること
を加えて「革命の四原則」と呼んでいる。
無知だからこそ、とんでもない発想が生まれるのだ。
という考えの持ち主で参考になる内容としては下記。
圧倒的努力をすること
→人が寝ている時に寝ないで働く。人が休んでいる時に休まずに動く。朝から晩まで仕事について考え抜き、骨の髄までのめり込む。人が諦めたとしても、自分だけは諦めない。
自己検証、自己嫌悪、自己否定がないところに進歩はないということ
→「自分は駄目になってしまった」と自覚し、自己評価を敢えて下げる。そうすれば、人はそこから成長できる。
GNOを大事にすること
→義理・人情・恩赦、これらで経済は回っており、かつ人生も作られている。常に謙虚にGNOを大事にすること。