感情タグBEST3
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黄昏の光景に亡骸を遺す者たちは
赤灰色の聖剣
500年前、地神の一柱である翠釘候へ、準勇者ヘルヴァが濃密な呪詛をまとわりつかせ、黒い霧と共に無人の大地に遺された聖剣。
30年前、極秘作戦中のエルバとナサニアの二人が、互いを家族を浮遊大陸群を思う気持ちから対峙する事となり、その上の暴走で…。
現代、ラキシュを媒介(?)にしてコリナディルーチェ市に猛威を振るい…。
モウルネンって「能力を知った者を支配する」とは何か違うような気もするけど、そう捉えられる一面も持ってるんですかね?
ラキシュの現在の人格はエルバだったのは確定として、アイセアの現在の人格もナサニアである事は疑いようがないと思われ…。
エルバとナサリアとして言葉を交わす事無く、ラキシュ退場ってのは…。
次巻以降で何かあるのかな…?
『死せる黒瑪瑙』って、ヴィレムの記憶と人格を共有しつつも<最初の獣>がベースなんですかね?
何か違う気もするんですが…。
フェオドール退場で、果たしてどうなるのか?
エルピス事変のコリナディルーチェ市で起こった内容には、滅殺奉史騎士団なる組織が関わっていたけど、その残党が今後も影響するんでしょうか…?
マルグリット、オデットも、……。
自らの死体を遺したラキシュ、どの様に葬られたのかクトリ同様に不明のまま。
フェオドールの遺体は厳重に封印を施して護翼軍が保管。
物語から退場したと見せつつ、何か有りそうな予感…。
しかし、本巻最終章のラキシュ誕生時の逸話は、お別れの意味なのか…?
滑り落ちそうになった聖剣モウルネンを、咄嗟にわずかな魔力を熾して柄を握ったティアット。
淡い赤灰色の光が…って。まさか、ティアットも成体妖精兵に調整された枷が外れてきているのか…?
ところで38番浮遊島では、
<十一番目の獣>に対する決定打は無く、コロン、パニバル、リィエルらどうなるのか?
アイセアが感じたおばけらしきものとは?
Posted by ブクログ
口絵にアルミタ!
アルミタのビジュアルってこれまでアニメ版「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」でしか無かったと思うけど、あのお子様が憂いを含んだ凄い美少女に成長してる!
って、本編を読んで、10歳!
10歳の色気じゃねえぞ。
え?つーか10歳っておかしくない?エルピス事変から5年経ってるなら12くらいじゃない?
アルミタが倒れるよりだいぶ前の、10歳の時の出来事が書いてあるって事か。
本筋としては、エルバ(ラキシュ)の想い、フェオドールの覚悟、ティアットの慟哭。って感じでしょうか。
エルバとナサニア(アイセア)会わせてあげたかった。