【感想・ネタバレ】女騎士、経理になる。 (4)のレビュー

あらすじ

司祭補「まるで煙のように1人また1人と姿を消しているのです」 黒エルフ「やめてよね。そんな怪談じみた話」 女騎士「しかし人が消えたのは事実なのだろう?」 司祭補「どうかお2人のお力をお借りできないでしょうか?」 三人娘、本格始動――!! 腕っぷしが強く、義理人情に厚い《シルヴィア》とクールで高飛車でお金にがめつい《ルカ》と癒し系ほんわか姐さん《セラフィム》が「終末へと向かう世界」を変える、異世界会計英雄譚第4巻!!!

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くっ! 償却累計額!

減価償却。計算が必要なので、結構引っ掛かる問題が多いです。さて、ここで問題! 私が某通信制大学のスクーリングを受けたときの話。会計学入門の講義だったのですが、そこででた質問。「木の減価償却はどうやるんですか?」(商業簿記の講義です)。先生も考え込んでいたようです。あと、私が学んだのは二十年以上前なので、当時は繰延資産として「試験研究費」があり、今回の場合「今までにないものを作ったのだから固定資産で計上するのは……と思ったらGoogleで「今はない」とわかりました(くっ殺すがいい)。
蛇足ながら、私が昔教わった時には「残存価額」というのがあり、耐用年数が終わったときに「10パーセントくらいは価値が残るだろう」ということでその額を引いた額から減価償却するのが一般的でした。また、耐用年数も長くなったものがあります。これらは政策の一環でもあり、つまりは「設備投資してほしい」ということが目標だろうと思われます。設備投資しても耐用年数が延びたのだから一年あたりの費用(減価償却費)は減ります。ゆえにPLでは純利益が大きくなります。その余裕で設備を買えば、お金はその設備メーカーに回り、その従業員にも回り……経済が回復する、という計算なのです。簿記を学ぶと、上記のように国の政策、会社経営の重点(人件費が少ないのなら給料も少ない! かといって多すぎるなら残業代がかさむブラック企業、など)を見つけることができます(日商にお金を回したくないんですが(笑))。
勇者編の幽玄の眼鏡も100000Gだし、一回限りしか使わないということもないだろうから備品として減価償却すべきですかね(経費として一年では全額認められないと思うのですが)。

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2018年04月18日

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