あらすじ
雨の朝、高校生の孝雄と、謎めいた年上の女性・雪野は出会った。雨と緑に彩られた一夏を描く青春小説。劇場アニメーション『言の葉の庭』を、監督自ら小説化。アニメにはなかった人物やエピソードを多数織り込んだ。
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Posted by ブクログ
映画のファンという貧相を抜きにしても、心に響くものはある。
複数ある新海誠作品の中でも本作が1番好きなこともあり、一気に読んでしまった。
茗荷谷が出てきたことも嬉しい。自分の青春次第を過ごした場所を懐かしく思うのは、雪野につながるものがあるかもしれない。
Posted by ブクログ
1番好きな新海誠作品です。40分程の短編映画で綺麗に物語がまとめられていて、映像も音楽も全部好きな作品。その映画の補完ストーリーが登場人物それぞれの視点で描かれいて面白かった!上手くいってそうな登場人物も、皆んなそれぞれ葛藤をかかえていた事を知れて人間味を感じれて良かった。言の葉の庭の映画が好きな人は是非読んでほしいと思った。
Posted by ブクログ
ずっと文章を読めていなかったので、体調がよく時間もあり、久しぶりに小説を最後まで読むことができて嬉しい。後半の物語が繋がってくるところまでは読んでいて難しかったけれど、ちょっとずつ伏線が回収されていくのがおもしろくて感動した。
特に、雨がどしゃぶりになった場面で、2人の心がようやくひとつになって、2人の高揚した気持ちが伝わってきてとても心が動かされた。きらきらとした2人の顔が思い浮かんだ。
この物語で私が気付かされたのは、多くの人がきっと心で思っていることと本当はこうするべきだと思っていることと実際の言動とが全部チグハグなんだということ。皆そういう葛藤を抱えてるということ。自分は人の言動がすべてだと受け取っていないか、ちゃんと裏側に別の気持ちがあるかもしれないと意識できるのか気になった。
怜美から見た翔太と孝雄の対比が印象的だった。いつもぶつかってしまう翔太は天邪鬼な言動がどこか怜美と似ていると思った。一方、孝雄は一緒にいて落ち着いて過ごせる感じで、怜美の好きになった清水さんと似ているのではないかと思った。清水さんがデザイナーだと知って、やっぱり似ていると思った。
また、まだ自由に生きている怜美はどこか子供っぽく、大人っぽくて自立していく孝雄とも対比されているように感じた。
この本はまだ幼い弟に選んでもらった。自分ではわざわざ映画化されているものを小説で読もうとしないなと思ったけれど、この本は小説で読んで良かった。
感想を書くにあたって、自分の語彙力の少なさと文章の幼稚さが残念で、もっと上達したいと感じた。小説の良さを細かな感情のニュアンスを失わずに言語化できるようになりたい。