【感想・ネタバレ】四つの署名のレビュー

あらすじ

ある日、ベーカー街を訪れた若く美しい婦人。父がインドの連隊から帰国したまま消息を断って十年になるが、この数年、きまった日に高価な真珠が送られてくるという……。ホームズ達が真珠の所有者を捜し当てた時、無限の富をもつこの男は殺され、そこには“四つの署名”が――インド王族秘蔵の宝石箱をめぐってテムズ河に繰り広げられる追跡劇! ホームズ物語の2作目にあたる長編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 シャーロック・ホームズシリーズ第二作(にして、私のホームズ強化月間の4冊目)!
 別名・ワトスン君結婚おめでとうスペシャル。彼女が財宝を受け取らないと分かってからプロポーズをするその男気に拍手でした。

 物語としては、第一作の「緋色の研究」ほどではないにしろ、犯人の告解パートで別物語が展開される形式でした。アグラの財宝の描写には目が眩む思いでした。個人的には、名犬(?)トビイや、テムズ川のボートレースのシーンがお気に入りです。

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 シャーロック・ホームズとワトスン博士の名コンビは、2作目にして安定感抜群だ。
 ワトスンがいてこそのホームズ、ホームズがいてこそのワトスンという関係が良い。
 ホームズの推理の助けになろうとするワトスンはとても献身的で、健気ですらある。
 美しきモースタン嬢に一目惚れしたワトスンに対し、おそらくベイカー街の部屋を出て行かれると寂しいという内心を隠して、結婚は不毛なものだよ、と説いて引き留めようとするホームズがかわいらしいったらない。

 インドの財宝を巡る殺人事件の謎解きが、テムズ川に展開する一大チェイスへと発展する意外性がとても面白く、読み応え抜群。
 謎が謎を呼ぶ四つの署名、不気味な義足の男の暗躍、そして奇怪な凶器。怪奇色を持たせた道具立てが物語を盛り上げていた。
 ホームズが敵の居所を探るのに苦戦する姿に、読者もやきもきさせられる。そこからの怒涛の展開! 溜まりに溜まったフラストレーションが、テムズ川での手に汗握る追跡劇によって一気に解放された。見事な構成!

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

船でチェイスするシーン映像で見たいなって思った。前作よりちと登場人物の名前覚えづらかったけど、メアリとか主要人物はわかる、レストレード警部は毎回出てくるわけじゃないのね。意外と後半の犯人パートが面白く読めたりする。次も楽しみ!

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2025年07月24日

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ネタバレ

•やっぱり読みにくい、、人物がカタカナだとこうもわからなくなるのか、、
•シャーロックホームズがコカインをやってるのは驚いた!
•最後の終わり方好き!
•ワトソンが結婚するのも驚き!

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2025年06月04日

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ネタバレ

シャーロックが有能すぎてすーーぐまた犯人突き止めるから緋色に続き安定に回想が長い笑
でも、犯人とかにも人間味を感じられてそこがいい!!
シャーロックが暇すぎてコカイン打って銃ブッパするところすきすぎる笑
ほんでジョン急に結婚してわろた笑
メアリー出てきた時点で分かってたけど、はやすぎん??まだ二作目やで???笑

ほんでこの話コカインで始まりコカインで終わったww
おもろすぎる

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2025年02月16日

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ネタバレ

ホームズ長編シリーズ2作目。
ワトソン運命の出会い。
前作同様復讐劇で、周りに回ってその子どもたちに迷惑が被る。
謎の部族というものは、情報がない時代にとっては恐怖でしかなかったのだろうな。
激しいボートチェイス。
これまた悪人成敗し、捕まっても後悔ないですパターン。
物悲しげなホームズ。
ワクワクする展開でした。

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2023年09月26日

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ネタバレ

以前に読んだ物の再読。

1回目はただ面白いと感じていたが、ほぼ内容の記憶を失った上で再度読むと犯人の自白(懐古シーン)が長いな〜と感じてしまった。

緋色の研究の時も似たような気持ちになった。

船でのチェイスもあり、ワトソンのラブロマンスもありで全体的にはおもしろいと思う。

どんどんお互いを知り親しくなるホームズとワトソンだが、ホームズは貪欲に事件(推理)を求め暇な時はコカインを打ち、ワトソンは愛する人と家庭を得るところが本当に真逆の性質だな…と思う。

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2025年10月19日

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ネタバレ

殺人を手助けしてまで財宝を手にした一方で、自分たちを出し抜いた相手は殺したいほど恨みを持ち、だけど子供にまでは手を出すつもりはない。
そして署名をした4人の仲間には律儀さがあり、犯人には犯人の正義があるのかなと思いました。
1作目はホームズの変人さが際立ってましたか、この2作目はシリーズを読む前に抱いていたホームズのイメージで博識さや多才さが散りばめられていて、今後のシリーズに期待が膨らみました。
モースタン嬢の落ち着いた感じとさりげない有能さも良かったです。
しかし4日でプロポーズは早すぎる!
コカインについては豆知識的なもので薄らとした記憶だったのでちょっと衝撃がありました。当時の日常なのかなと思うと、日常から始まって日常戻るのが切り取り感があっていいなと思いました。

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2025年02月27日

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ネタバレ

本格推理というよりも冒険活劇の面が強い作品だけど、筋立てのうまさに読み入ってしまう。ワトスンさん、おめでとう。

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2024年12月28日

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ネタバレ

ん、緋色の研究の方が面白かったかな。
ワトソンがなんか婚約者捕まえてきておお!と思いましたが、解説で4回くらい結婚してることになってるってあって、背景設定いい加減だなwと思いました。
誰にも同情できなかったので気持ちは楽でした。

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2023年12月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

四つの署名というタイトル。本筋だけどなんかもっとぴったりなタイトルがありそうな。

読む順番的に緋色の研究の次だそう。
まさかのワトスンの最初の結婚相手が見つかる。この後さらに2回も結婚するとは。

シャーロック・ホームズ。
キャラクターがたっていて凄く好き。
基本どんどんどん謎を解いていくのにたまに調子に乗ると失敗とまでは行かないが予想だにしなかった出来事が起きたりという配分の良さ。

登場人物メモ
・シャーロック・ホームズ
・ワトスン
・ハドスン夫人

・メアリー・モースタン
ブロンド髪の若い女性。小柄でなよなかな体つき、衣服の好みも上品。

・セシル・フォレスター夫人
メアリーの雇い主。家庭の揉め事を以前ホームズが解決。

・モースタン大尉
メアリーの父。1897年12月3日に行方不明。

・ジョン・ショルトー少佐
モースタン大尉と同じ連隊にいた。

・サディアス・ショルトー
小柄な男。

・バーソロミュー・ショルトー
サディアスの兄であり、双生児。

・ウィリアムズ
ボクサーでライト級のチャンピオン。

・ラル・チャウダー
ジョンの召使い。

・マクマード
玄関番。

・バーンストン夫人。
バーソロミューの家政婦。

・アセルニー・ジョーンズ
巡査。

・ジョナサン・スモール
木の義足の男。

・シャーマン
腰の曲がった老人。

・スミス家族
船宿。

・ラル・ラオ
インド人執事。

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2023年12月23日

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