【感想・ネタバレ】軍服の衝動のレビュー

富樫聖夜 / 涼河マコト

ごめんね、今から君を奪うよ。
夜会で媚薬を盛られた侯爵令嬢のライザは、危ういところで別の男性に助けられ、そのまま一夜をともにしてしまう。媚薬の影響でその「恩人」が誰なのか思い出せないライザだったが、彼との夜が情熱的で幸せだった感覚は残っていた。そんなある日、王妃候補にライザの名が内々にあがる。候補から外れたい彼女は「恩人」を探して恋人のふりをしてもらうことを思いつき、軍の情報局の局長フェリクスに協力を求めるのだが、彼はある条件を出してきて――。

[まる · ★★★★★]

軍服の渇愛のスピンオフ

やっとでてくれました。
渇愛の主人公より魅力的だった二人の話だったので、待ってました。
というか、あの人たちは兄弟だったのね。ほとんど出てこないけど、グレイとフェリクスから語られる国王がかなり気になります。国王の話も読んでみたい！ぜひ続編を！

[月見 · ★★★★☆]

よかった

前作のスピンオフということで楽しみながら読みました。お互いめんどくさい性格なのに素直になれない。王道です。

[サマ · ★★★☆☆]

可もなく不可もなし

軍服シリーズの２作品目、死んだとされていた次男の話。

こちらはヒーローが実は死んだとされていた第二王子で、そのため血統至上主義者らのクーデターに巻き込まれるかもしれないと、ヒロインを遠くから思っていた話。しかし媚薬で苦しむヒロインに頼まれ抱く。当時の記憶のないヒロインにクーデター一派を捕まえたら真実を話し求婚しようとしてたが、色々ありすれ違い。最終的には無事結ばれる感じ。
前半でヒーローの秘密が年齢詐称とあるあたりで、ヒーローの正体が分かる。前作同様読みやすいが先が読める。