【感想・ネタバレ】大帝の剣 4のレビュー

あらすじ

万源九郎が持つ大剣、ゆだのくるす、独鈷杵、三種の神器がそろうとき、世界に何が起こるのか!? 神器を求める男たちの戦いは、異星人や神々をも巻き込み、さらに加速する! 圧倒的スケールの最終巻。

※本書は、二〇一二年六月にエンターブレインより単行本として刊行された『大帝の剣4〈幻魔落涙編〉』の六章以降と『大帝の剣5〈聖魔地獄編〉』を合本し、『大帝の剣4』として文庫化したものが底本です。

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Posted by ブクログ

 源九郎はじめ武蔵、十兵衛、小次郎、天草四郎、真田忍軍、そして、異星人たちが飛騨に集結し、三種の神器がそろったとき、宇宙の未来をめぐる争いに終止符が打たれるのか。

 いよいよ最終巻、それぞれの人物がどのような結末を迎えるのか、楽しみ半分、まだまだ続いてほしいという思い半分、そんな思いを抱きながらやはり一気に読んでしまいました。

 物語は、江戸時代の日本にとどまらず、宇宙とともに神や仏の世界にまで広がり、スケールの大きさに圧倒されながらもそれぞれの人物が持ち味を生かして活躍していき、読み応え十分でした。

 最後には大団円を迎えるのですが、これだけ大きなスケールの物語なので、それにふさわしい結末になったと思います。

 まさにエンターテイメントの極みといった作品で私の好みにもぴったりはまり、夢枕作品の中でもトップに入る物語でした。

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2016年06月05日

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