あらすじ
舞を救うため、大剣を背にした大男・万源九郎は天草四郎を追う。宮本武蔵、佐々木小次郎、柳生十兵衛、真田忍、伊賀者――追う者と追われる者、敵味方入り乱れての激しい戦いの火ぶたが切って落とされる!
※本書は、二〇〇七年四月にエンターブレインより単行本として刊行された『大帝の剣3〈飛騨大乱編〉〈天魔望郷編〉』と、一二年六月に同じく刊行された『大帝の剣4〈幻魔落涙編〉』の五章までを合本し、『大帝の剣3』として文庫化したものが底本です。
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Posted by ブクログ
大剣を背負った大男・万源九郎は天草四郎から豊臣の血を引く娘を救うため飛騨に向かう。時を同じくして、武蔵、小次郎、十兵衛、真田忍軍、伊賀忍者、そして、異星の者たちも飛騨に集結し、凄絶な戦いが繰り広げらていく。
これまで各地で戦いが繰り広げられていたのが、この巻で一気に飛騨に集結し、それぞれの人物たちが出会い、そして戦っていくという、まさにページをめくる手が止まらないほど、夢中になって読みました。
異星の者たちの思惑も少しずつ見え始め、物語のスケールの大きさに圧倒されてくる感じでした。
様々人物が登場する中で、主人公の魅力も損なわれることなく活躍が描かれ、エンターテインメントの神髄といった感じでした。
次巻がいよいよ最終巻ということで、寂しい感じもしますが、それぞれの人物や物語にどのような結末が待っているのか、見届けていきたいと思います。