【感想・ネタバレ】10万分の1 6のレビュー

宮坂香帆

今いちばん幸せな涙がこぼれる物語☆第6巻

ひとりじゃない、蓮くんがいる、みんながいる、私はひとりじゃないんだ――

全身がやがて動かせなくなる難病ALS（筋萎縮性側索硬化症：きんいしゅくせいそくさくこうかしょう）と診断された莉乃（りの）。

莉乃は身体が動かせるうちに、蓮（れん）と結ばれたいと願う。幸せな時間を終わらせたくなくて、二人は長野へ逃避行に――！

「誰にも邪魔されたくなかったんだ――オレたち共犯だね」

スマホの電源を切って、家族も学校も振り切って…。星空の下、想い合う二人はついに……！？

そして、莉乃の危機にクラスメイトたちは、一致団結して……！？

この病気が、恋も、友情も、加速させていく―――感涙必至の逃避行編＆学園祭編！

[たま · ★★★★★]

感動！

涙涙で読ませていただきました。
自分だったら、こんなに前向きに生きる勇気が出るだろうか。
好きな人がいる。好きな人のために生きたい。
人は、人と繋がることで勇気が出るのかな。と感じました。
では、今の自分は、誰のために一生懸命になれるかな？
ふと感じました。
誰かのために、力を尽くす。その大切さを学ばせていただきました。
続きが早く読みたいです。

＃アツい ＃泣ける ＃感動する

[つばさ · ★★★★☆]

桐谷君もりのの病気のことで、辛いのだろうけどその気持ちはりのには見せずにいつも支えて強くあるところがすごい。そして学校でもみんなに病気のことを話して、結果的にみんなも助けてくれる流れになっていて、現実にはこんな温かい人たちばかりではないだろうけど、りののまわりは協力的なひとたちばかりで、それぞれの思いが切なくて泣けます。

[ブクログ · ★★★☆☆]

1泊旅行をもう1泊延ばして逃避行。桐谷くんイケメンだなー。高校生でこんな難病に立ち向かわないといけないなんてきついな。旅行先で出会ったALS患者のお兄さん、莉乃に紹介すればいいのにって思っちゃった。北海道のおばあちゃん莉乃と過ごす時間が欲しいんだろうけど、随分と自分勝手に見える。莉乃の気持ち確認しないなんてそんなのアリなのかな。クラスのみんなに病気の告白してどうなるかと思ったけど、莉乃の引越しを阻止すべく行動できるいい子たちみたいでホッとした。