あらすじ
大好きな蓮くんと、私の全部で繋がりたい――
病気の私がこんなこと考えるなんて、おかしいかな?
全身がやがて動かせなくなる難病・ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された莉乃(りの)。今もすでに脚が、どんどん動かしづらくなってる…。お弁当を作ることも、一緒に出かけることも、話すこともできなくなる…。身体が動くうちに、蓮(れん)くんにたくさん、全身で、大好きって伝えたい…!!
「蓮くんは私と、その…したいって思う?」
「俺も、俺の知らない莉乃を知りたい…全部」
気持ちを伝え合った二人は一泊旅行へ。その旅が、二人の小さな逃避行の幕開けだった――。
ピュアラブの名手・宮坂香帆が挑む、切なく愛しい運命の物語・第5弾!
感情タグBEST3
切ない
自分が難病になったら?
受け止められるのか?
自分を見失うのか?
喪失感は、否めないかなと感じました。
それでも、桐谷君はりのを受け入れている。
愛だなあ。
恋と、愛の違いを考えさせられました。
誰かのために心を尽くす。
そのような人との出会いは、宝物だと。
続きが楽しみです。
体育祭では足が動かなくなってしまい転んでしまうが、桐谷君のおかげもあってかみんなで笑顔で終わることができた。そしてALSと確定する。支える桐谷君も当事者のりのも考え方が高校生らしくなくとても大人。これから先のことを考えるととても切ない。
桐谷くん目当てで購入
主人公が重い病気になるとか、この手の作品はあまり好きではないので、普段は読まないですが、この作家さんの別の作品が好みだったので購入。
桐谷くんがかっこいいです。深刻な話ばかりではないので、普通の恋愛ものとして楽しめます。