【感想・ネタバレ】お気に召すままのレビュー

あらすじ

弟に領地を奪われた侯爵は、アーデンの森に移り住んでいる。侯爵の娘ロザリンドは、叔父の娘シーリアと大の仲良しのため邸内にとどまっていたが、ついに追放される。男装したロザリンドは、シーリアとともに森に向ったが、一方、侯爵の功臣の遺子オーランドーも、兄の迫害を逃れて森にやって来る……。幾組もの恋人たちが織りなすさまざまな恋を、明るい牧歌的雰囲気の中に描く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「アーデンの森のロザリンド」を演奏するにあたり、読んでみました。
曲だけを聞いていた頃は、絹のようなドレスをまとったロザリンドが靄の中、父を探しアーデンの森を彷徨う幻想的な情景を想像していました。

原作を読んであれあれ?
アーデンの森を目指したのは確かに追放された父がいるからという理由があったけれど、ロザリンドは男装しているし、一目惚れしてしまったオーランドーへの初めての恋で心は狂わんばかりだし・・・


父を探して森を彷徨うというよりも、恋しい人を思って彷徨っているのはロザリンドの心だったのですね。

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2013年12月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シェイクスピアの作品をちゃんと読んだことがなかったので、比較的読みやすそうな本作を選びました。
一番の感想は、「劇のための作品なのだな」ということ。展開や台詞がいちいち芝居がかっているのです。劇を観ている観客のつもりになって読むようにするといいかもしれません。作り物の森や衣装を思い浮かべながら。
装するお姫様や、それに気づかず惹かれて本人への想いを語る騎士など、「お約束」はこのころからあったのだなあと楽しくなりました。

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2011年01月17日

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