【感想・ネタバレ】プロレス激活字シリーズvol.4 ブッカーKが見た激動の時代 UWF、そしてPRIDEの崩壊のレビュー

あらすじ

1964年、福岡県生まれ。元プロレス・格闘ブッカー。技大学卒業後、サラリーマンを経て、新生UWFに営業部員として入社。UWF退社後は、プロフェッショナルレスリング藤原組、リングスにスタッフとして参加。その後、ブッカーとして独立。PRIDEやK-1、などに外国人選手を招聘した。現在は投資用不動産ブッカー。

新生UWF・藤原組・リングス・PRIDE……その誕生と崩壊を至近距離で目撃!
U系プロレスから総合格闘技への変遷を舞台裏から見た男の回想録
総合格闘技がプロレスを飲み込もうとした時代その水面下での駆け引きが明らかに!

著者は、裏方でありながら “ブッカーK” と呼ばれ、ファンから広く知られる存在。新生UWF崩壊後、その後の格闘技ブームへとつながっていく流れのなかで、裏方だからこそ知り得た事実がある! 未曽有のブームから、PRIDE崩壊を経て訪れた格闘技ブームの凋落。その華やかな舞台が輝きを失っていく過程を見た男がブーム崩壊を回想する。

第1章 新生UWFの顛末
第2章 藤原組という選択
第3章 リングスとの別離
第4章 PRIDEの終焉
第5章 格闘技バブルの崩壊

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ブッカーKこと川崎浩市氏がUWF、藤原組、RINGSでの裏方を経て、それ以降はブッカーになった話。

プロレス団体あるあるも含めて、どの時代の話もとても興味深かった。

0
2023年07月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昨日書いたライガーの自伝と一緒に購入した
プロレス檄活字シリーズの第四弾。ちなみに第三弾は著者
との相性の問題(^^;)でまだ買っていないのだけど、まぁ
コレが先でも大丈夫かと。

著者は川崎浩市氏。
90年代後半の格闘技ブームの頃、ヘンゾ・ハイアンのグ
レイシーチームやヴァンダレイ・シウバを擁するシュート
ボクセ・アカデミーの選手をPRIDEにブッキングしていた
ことで有名。異名は「ブッカーK」。

新生UWFからK-1・PRIDE全盛期までの舞台裏を至近距離
から観ていた人の回顧録。特にPRIDE創世記のエピソード
は凄まじくリアルで生々しく、あの頃の異様なブームの裏
が、やっぱりとんでもなかったこと(^^;)が非常によく解
る。そこに登場する某団体の代表者は、いけしゃあしゃあ
と新興格闘技イベントの中枢に居るのだが、本気で潰れり
ゃいい、と思ってるな、僕は(^^;)。

しかし、この本の本当の見どころはそこではない!
川崎氏が新生UWF・藤原組(メガネスーパー)・リング
スでフロントを勤めていたことはなんとなく知っていた
のだけど、まさか新生Uの後に社長と副社長が興した
株式会社スペースプレゼンツに関わり、しばらくそこで
働いていた、という驚愕の事実が。今までずっと謎だっ
たスペース社の怪しい業務内容にまで踏み込んでいるの
が凄い。

そういう意味で、すれっからし系のプロレスファンは必
読の書。もちろん、それ以外の人は読んでも少しも面白
く無いと思う(^^;)ので、ご注意を!

0
2017年11月07日

Posted by ブクログ

20171019
・メガネスーパー田中社長&藤原組長との会食中に空気を読まずにアタッシュケースから企画書を取り出す北尾選手

・仕事もせず「俺のゴッチノート」を書き連ねていたリングス営業チーフX氏

・藤原組で鈴木みのるから受けた「落ちる」という儀式

0
2017年10月21日

購入済み

内容は良いけど

内容は興味深いんだけど文章が下手すぎて疲れた。
もう少しキチンと整理して構成して欲しい。
この方は物書きでは無いのかな?

0
2022年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新生UWF・藤原組・リングス・PRIDEそれぞれの崩壊を裏側から目撃したブッカーK。
全体に流れる「サカキバラ嫌悪」予想していた前田日明ディスは皆無。前田幻想が高まった。細かいお金の流れやマッチメイク等の裏の事情や魑魅魍魎の関係者の実像が描かれてますが、ベストでマストな証言はUWF入社時に道場にいた若手「田村潔司」「海老名保」に関した場面。海老名くんと言えば練習中の脳挫傷で選手生命を絶たれたのは覚えていた。秋田出身のU戦士。紆余曲折を経て現在は秋田のヒーロー超神ネイガーの中の人になっていた事。よがったよがった。

0
2019年03月11日

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