【感想・ネタバレ】まぼろしのコロッケ~南蛮おたね夢料理(二)~のレビュー

あらすじ

大地震の悲しみも癒えつつあった安政三年秋、大あらしが江戸を襲った。強風に高波、そして火事。おたねが夫とともに逃げ込んだ寺の境内は、悲嘆に暮れる人々であふれていた。家を失った者、家族と生き別れになった者。おたねの作る料理が、皆の心にぬくもりを与えてゆく。打ちのめされても再び立ち上がる人々の営みを温かい眼差しで描く、好評シリーズ第二弾。

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Posted by ブクログ

江戸の人たちのたくましさが描かれた巻。
災害に見舞われてもそこから立ち上がる姿は、現代のわたしたちも見習うべき姿だと思う。

美味しくて温かいものを食せば、力が湧いてくるんですね。

開国へ向けて、世界がうねりをあげるような江戸末期。南蛮は敵だと考える人たちもいるであろう場所で南蛮料理を生み出して振舞うことは危険分子と見做されやしないか、ちょっとだけハラハラしてしまいます。

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2019年04月01日

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