【感想・ネタバレ】妖怪と小説家のレビュー

あらすじ

「太宰先生といるときだけです、こういうの!」――作家・太宰と彼の担当編集・水羊。そして、太宰の周囲に集う作家たちの行く手にはいつも怪異がつきまとう。ちょっと不思議でちょっと泣ける、小説家たちの物語。

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Posted by ブクログ

壱の話からじんわりと怖かったです。妖怪は昔からそこに在る存在で、その存在に少しだけ道が触れてしまうだけという雰囲気が新鮮でした。関わりすぎない、妖怪の世界と小説家の世界が交わることもない、でも互いにそこにあって生きている、そんな雰囲気が面白かったです。ダザイ先生はチャーミングだな。

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2016年08月20日

Posted by ブクログ

小説家の太宰先生と編集の水羊さんが不思議に出会うお話。
太宰先生と丁々発止の仲でイラストレーターの中原先生とか、美食家の谷崎先生とか、どこかで聞いたことのある誰かたちが現代の作家としてそこにいて、原稿を書いて、編集者とやりとりして、怪異に遭う。
特に説明はないのだけども、そういう状況が面白い。

してこれは野梨原先生のお話を読んでいるときいつもなんだけど、自然と口元が緩んでしまう。
菊池先生のお言葉とか、長沼さんにかけた太宰さんの言葉とか。
こういうことを言ってくれて嬉しい、というのがいつもあって、なんだか幸せな気分になる。

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2016年01月04日

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