感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
やはり素晴らしい。みんな素敵なキャラクターだ。私は教育ママの話が刺さった。なにかに囚われつつ、勝手に焦ってしまうこと。他人を慮っている優しさ・善のつもりが、自分のための偽善なのではと思えてくること。全部わかる。
シャールの「みんな寂しくて一生懸命」というのがまさに的を射ている。規範から外れるのも、規範に沿った自分の理想ではない生き方も寂しい。どう足掻いても寂しいけど、寂しくなりたくなくて、幸せだと自分を認めてあげたくて一生懸命。そこで一生懸命になれなければつまらないかもしれない。
寂しいという気持ち、幸せだという気持ちが表裏一体なのかと確かに思った。
にしても料理が素敵すぎる……
Posted by ブクログ
今回は親子の話が多かったなあ。
親から見た子、子から見た親。
どちらも通ってきた私には
突き刺さりまくりで号泣しながら読んだ。
自分の子供だけど、自分のものではない。
娘には娘の人生がある。
それを私のエゴで娘の人生を歪ませたくないと
あらためて考えさせてくれた作品。
帰ってきたシャールさんが、悩む人たちに
温かい言葉と夜食を提供する。
力の入った肩がすっと軽くなる感じ。
一旦力を抜かないと新しい力は湧いてこない。
本当にその通りだなあ。
この作品は格言だらけで困る笑
Posted by ブクログ
今回も良かった〜
体に優しい料理やスパイスが効いた異国情緒あるお茶が飲みたくなる。
どの主人公も何かに囚われてて読むのが苦しくなるが、シャールさんと出会って変わっていくのが良い!
こんな素敵なお店が近くにあったらいいな〜と思う。
Posted by ブクログ
前作に引き続き良かった。料理も参考になるが、そこに集う人のエピソードが自分のことのようだった。蒸しケーキのトライフルの派遣の人。トルコライスの主婦の話が特に良かった。