あらすじ
一発抱かせると、面白いように筆が乗る―――。俺が担当している波木光司は売れっ子のミステリ作家だ。童貞の先生にラブシーンを書かせる為ヤってから、先生はすっかり俺の恋人気取り。気持ちよければ男も女も相手をする節操なしの俺と違って純情一途な先生には、たまにイラっとさせられるが、看板作家の機嫌取り、と割り切っていた。ところが、ある日「女の子と遊んできます」と先生から生意気な電話がかかってきて…!? 売れっ子作家(ヘタレ)×ドS編集(淫乱)vの表題作ほか、天然&魔性のアホっ子に振り回される優等生のドッキドキラブも収録!
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ミステリ作家と担当編集の話が最高です。
童貞ヘタレであっても、心情を的確に文章に落とし込めるところがさすが作家先生。
サディスト快楽主義者のバイセクシャルの担当編集が、先生と向き合うまでの過程が好き。
(自分の気持ちを認めるのに時間がかかって、先生を傷つける言動をしすぎた気もするけど)
先生のM気質は受けのほうが発揮できる気がするので、担当編集さんが攻めならいいのに…って何度も思ってしまった。