あらすじ
とりあえず田中は異世界に転生した。現世で死んだままの、ブサイクなおっさんの姿で。
神様には超絶イケメンの姿を望んだのだが、無慈悲にも断られてしまったのだから仕方がない。
悲しむ間もなく、回復魔法チートだけをもらいこの世界を生きていくことになった田中。
しかし街に入ろうとすれば、門番に不審者扱いを受け投獄され、出会う女性にはことごとく冷たくされる始末。
それでも田中はめげず、エロ妄想を糧に異世界を満喫しようとするのだが……。
※本作品は電子書籍配信用に再編集しております。
感情タグBEST3
物語としてよくできてます。
何かにつけて下ネタが書かれますが、男の子ゴコロをしっかり踏まえているので、違和感よりも共感を感じることがほとんどでした。
あけすけ過ぎる表現ばかりなので、潔癖な人とか、そもそも苦手な人は厳しいかもですが。
あと、女性にも厳し過ぎると思います。
きわどい下ネタが多くても、そちらはやっぱりおまけで、ストーリーとか描写がしっかりしていて、骨太的なしっかりとした噛み応えの面白さです。
金髪ロリ文庫先生のなろう原作『田中のアトリエ』に挿絵が追加されたラノベ。
ゾフィーちゃんとエステルさんのえっちな挿絵のためだけに買う価値はあると思う。
西野や佐々木同様に最後まで基本的にハーレムのようでハーレムにならないのがこの作者の特徴でエロというより卑猥なギャグファンタジーが好みな人にはオススメできる作品です。
至高
私の一番好きな作品です。
基本的にこの方は2巻から面白くなる印象ですが、それでも面白いです。
下ネタの分類としましては、ギャグテイストよりも素直なモノだと思います。
この方の話の構成力はとても素晴らしいので、単なるギャグでは無いのが飽きさせないポイントですね。
主人公がブサイクということもあり、マイナスから始まる好感度が上がっていく様は、何とも表現し難い情緒があるので、ハマる人にはとことんハマります。私自身面白すぎて手を震えさせながら読んだ初めての作品です。とてもアツイ展開もあるので。
よくある異世界もの、と言うのはその分作家さんの実力が出るもので、これは一種の完成形とも言えるかもしれませんね。
最高に笑える
この作品はありきたりな異世界転生ものではなく、それぞれの登場人物の個性が強く、下ネタがとても面白いです！特に田中の心の声が最高に面白いです！
お下品な紳士でございます。
読みやすく、展開も素晴らしく纏まっている。
下品な表現や下ネタが嫌いな人は避けたほうが良いと思います。
抵抗のない人にとっては本書ほど人生の楽しみになる書籍はないでしょう。
Posted by ブクログ
童貞が故の拗らせ具合と、ブス故の周りの反応に対する自己解決がとても楽しい。
言動は紳士だが、その言動は童貞とブス故に拗らせまくった変態の思考だが、周りは気づかない。というのが面白くて私は好き。
土地や国の名前がほとんど下ネタなのも下ネタ大好きな人間としては楽しい。
主人公の妄想に耐えられるか
キモオタDTが異世界に転移するときにチートな治癒能力（というか魔法スキル全般？）を与えられ、ファンタジーな世界で生きていくストーリー。
手探り感は最初だけであっというまに貴族並みの生活ができるように。まさに「芸は身を助ける」を地でいっています。
気持ち悪い妄想の数々と、全裸のおっさんの挿絵（一部）と脱糞、失禁ネタに耐えられるのならお勧めします。
話自体はおもしろいしテンポよく読めると思いますよ（と一応フォロー）
変態+紳士
10巻まで読んだ感想。
1、2巻までは田中の童貞拗らせの変態性が全面に出て同性としても引く場面がありましたが、
読み進めていくと、
明確な描写はされていないが、冷めきった現代社会とブサメンへの当たりが童貞を拗らせ変態的思考を開花させたんだろうなと察してくる。
ただ変態性ばかりが最初は目立つが、段々と田中のずば抜けた紳士性が伺える。
例え酷い当たりを受けても他者を妬みはすれども恨む事がないという性根と
ブサメンへの強い当たりによって
奇跡的に真の紳士が誕生している感じ。
田中の紳士っぷりが分かってくると脳内の変態性も段々と受け入れられてくるのが不思議。むしろ心地よいアクセント。
まぁ面白い
中途半端に軽いエロもの？ではあるけど、ストーリーは面白かった。
定番と言えば定番だけど、ブサイ中年主人公ではあっても必要以上に卑屈なわけでもなく、概ね好感が持てるので個人的に嫌悪することなく読むことが出来た。
シリーズ作品レビュー
