【感想・ネタバレ】零の発見 数学の生い立ちのレビュー

あらすじ

インドにおける零の発見は、人類文化史上に巨大な一歩をしるしたものといえる。その事実および背景から説き起こし、エジプト、ギリシャ、ローマなどにおける数を書き表わすためのさまざまな工夫、ソロバンや計算尺の意義にもふれながら、数学と計算法の発達の跡をきわめて平明に語った、数の世界への楽しい道案内書。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

数学についての歴史書。
数式はほぼ皆無。
数学についてではなく、数学の歴史について知りたい人向けの本。

インドで発見されたとされている、0という概念が数学という学問のの発展において果たした役割を解説している。さらに、0の存在が位取り記数法に著しく貢献したこと、その記数法や製紙技術などが近代以降の筆算の発達や数学の発展において大きな役割を果たしたことなどが述べられている。

また、微分積分学において重要な概念である連続性についても、デデキントの切断を通して解説が行われている。トピックの一つとして、古代ギリシャ数学の三大難問の一つである、「円と同じ面積をもつ正方形を作図できるか」という問題について、簡単な考察をおこなっている。

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2022年07月19日

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ネタバレ

[ 内容 ]
インドにおけるゼロの発見は、人類文化史上に巨大な一歩をしるしたものといえる。
その事実および背景から説き起こし、エジプト、ギリシァ、ローマなどにおける数を書き表わすためのさまざまな工夫、ソロバンや計算尺の意義にもふれながら、数字と計算法の発達の跡をきわめて平明に語った、数の世界への楽しい道案内書。

[ 目次 ]
零の発見―アラビア数字の由来
直線を切る―連続の問題

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年04月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昭和14年に書かれた本だったんですね~。数学を知らない素人を念頭にという割には難しい。昔の人は今よりもレベルが高かったのか。「0」という数字の発見物語というのをイメージして読み始めたので内容は少し違う。しかし興味は掻き立てられるような内容でした。「0」のない昔の表記のままではきっと数学はもっと難しいものになっていたんだろうな~。

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2026年01月18日

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ネタバレ

インドにおけるゼロの発見は、人類文化史上に巨大な一歩をしるしたものといえる。その事実および背景から説き起こし、エジプト、ギリシァ、ローマなどにおける数を書き表わすためのさまざまな工夫、ソロバンや計算尺の意義にもふれながら、数字と計算法の発達の跡をきわめて平明に語った、数の世界への楽しい道案内書。

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2013年05月02日

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ネタバレ

インドでの「0(ゼロ)」の発見(発明?)が如何に重要だったかを、他の文明の記数法(数を表わす方法)と比較しながら解き明かす。確かに、「0」はインド人による歴史的大発見というのは”常識”として知っていたが、どう大発見だったのかについてはあまり意識したことがなかったけど、なるほど、数を書き表わすための工夫が、後々の計算法の発達や、数学的思考にも影響を及ぼしたとは。「零」の功績、存在意義を明らかにすることで、数の世界へといざなう数学入門書。ただ、やはり、後半は、ある程度、高度な数学的知識と理解がないと、面白さが判らなず、ついていけなくなってしまった。

数学を「理解」するというとハードルが上がるが、”「理解」という言葉を「同情」とか「興味」とかいう言葉に近い意味に解釈するときは、そこにまたおのずから別の道も見出されるのではなかろうか。”という、発想は、大上段、高飛車でなくてよいですね(「同情」ってのは嫌いな感情だけど)。でも、やはり、それだけではとうてい”理解”できない内容も多かったところが、自己嫌悪。俳優児玉清が10代の頃にこの本を教師から薦められて、その面白さにハマったというが(「そして、今日から」児玉清著より)サスガである。
内容より、文章、言葉の使いまわしが情緒あって印象的だった。

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2012年06月14日

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