あらすじ
円谷(つぶらや)が勤めるカフェに来るようになった横柄で傲慢な男・辰巳(たつみ)。単なる客と店員だったはずが、ひょんなことから円谷は辰巳の家に出入りすることになる。二人で過ごすうち辰巳の素顔を知り、彼に“ある感情”を持ち始めてしまう円谷だが……?
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匿名
淡々としてるようで…
結構、淡々と進んでいくしキャラ2人とも割と淡々…
だけど、この感じがめっちゃ好きです!内心、めっちゃヤキモチ妬いていたり、好きが溢れてる感じがたまりません
お互いの前で少しずつ自分を曝け出すのがとてもよかったです
辰巳くんの不思議感も後半になると愛おしく、理解できるような気がしました
作者さん買いで大正解。
ある意味自己防衛的に、周りに期待をせず淡白に生きてきた「つまらない」「欲しいものが無い」生活を送る円谷さんの前に現れる、加減をすることを教えらなかったせいで、人とのふれあいを諦めて生きてきた辰巳さん。まさお先生の、あっさりしているのに表情が豊かに表現される画風が生きている作品。ヒト、モノ、背景、どれをとっても絵が素晴らしく上手い。最後のスーツ姿で瓶の蓋を正座で開ける辰巳さん…。笑いすぎて苦しい。
笑える
この作家さんで初めて買った作品です。いつもくすっと笑わせてくれるのにキュンキュンする場面がいっぱいあってすごいお得感がある作品です。
Posted by ブクログ
横柄で唐突で常識知らずな大人が、お人好しシェフに懐いて人らしい感情を学んでいくお話(?)
ここまで「何を考えてるかわからない」「一般常識から外れている」人物を描けるまさお先生は本当にすごい。
一見攻めが分かりやすく常識外れに見えるけれど、受けも人から理解されないレベルのお人好し。出会いから“人らしさ”を得たのは、どちらも同じだったのかも知れない。
いつの間にか、執着していたのはお互いさま。着地点が素晴らしかった。
全179ページ。
表題作のみです。
他人との付き合い方、距離感がわからない攻め×自分の欲望に蓋をしてきた受け。
2人が出会ったことでお互いに良い方に転んで、最終的にはハピエンでよかった( ^ω^ )
欲しいものを欲しいと言えるようになった受けさんにほっこり(/ _ ; )
エロも少々あります。
突っ込みどころ満載
それでも二人の気持ちが寄り添っていく過程は十分楽しめるんですけどね
でもどう考えても辰巳はアスペルガーとかそういう雰囲気ですよね
コミュ力が無いとかそういう次元じゃない
まあでも円谷くんが上手くやっていけると思ったら外野が何をいう事でもないですかね
先生の描く絵は好きですが。
この2人は全くピンと来ませんでした、ごめんなさい。
喫茶店の店員、円谷忍と、客として来店した辰巳のお話。
いくらお客さんとはいえ、あまりの態度の悪さにドン引き。定休日に家で自分のご飯を作らせるとか、正気の沙汰と思えない。忍も簡単に絆されるし。流石にここまで酷い態度でみんなが離れて行ったなら、学習していかないと。
先生の作品は好きですが、これははまりませんでした。
Posted by ブクログ
アスペルガー症候群のような感じの客の辰巳さんととカフェ店員の、辰巳さん以外には穏やかーな感じの円谷くんの話。いつもタイミングがいい白石さんかわいい。
いやー、描き下ろしの、円谷くんのお母さんの馬の骨基準のテスト?合格したの良かったね。
あ、結局にんじん嫌いなのはお母さんでいいのかな?