【感想・ネタバレ】地方消滅 創生戦略篇のレビュー

あらすじ

地方消滅を避け、真の地方創生へ進むシナリオとは? 全国896自治体の消滅可能性を指摘し政治を動かした増田氏と、GDPと雇用の7割を占めるローカル経済の可能性を明らかにした冨山氏が語り合う。なぜ「選択と集中」は避けられないのか、移民を受け入れるべきか、大学が職業訓練を行うべき理由、東北地方がもつ可能性、自動運転やドローンなど新技術と地方の関係……日本を襲う危機を見つめ、解決策を探る。

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Posted by ブクログ

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少子高齢化による人口減は続く。それをどのレベルで収めるかも重要だが、人で不足が恒常化する中で地方と東京の役割をどう分担するか。
冨山氏との対談の形で書かれている。冨山氏は大学も地方(L型)とグローバル人材養成を主眼にするG型大学に役割を分担する提言をして注目されたが、大学(教育)のみならず、移民などいろいろなトピックスについて地方の役割を語る。
イノベーションは地方から、と。

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2015年09月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終わって時間がたってしまったためはっきり覚えていない。
しかし増田寛也の「地方消滅」が超話題になったけど、その後に冨山和彦との対談本を出していたのは、正直言ってしらなかったな。
ふたりのそれぞれの本を補足したような対談だったけど、反抗心からすれば、「それができれば苦労しないよね!」と思わないでもない。
しかしたとえ理想論だとしても、「どうなるんだろうねぇ」と諦観するのではなく、「政策遂行と経営遂行の現場で目前の現実問題に対峙する一方で、全国的かつ長期的な視点で鳥瞰的に問題の構造を分析、理解」することは大事なんだろう。

0
2020年02月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

地方消滅を読み、それに対する施策も気になったため。

「まとめ」
・地方はミニチュアの東京ではなく、あくまで地方独自の優位性を目指すべきである。
・対して東京は世界の先進各国に負けないグローバルな都市を目指していくべき
・上記二つの住み分けがあるため、その輩出機関としての大学も、その役割を見直す時期にきているのでは?
「感想」
・結局地方のイノベーションは地方の人材にしか起こせなく、仮にコンサルなど外部から起こしても本質的に意味がないと考えている。そのあたりも踏まえて、短期長期それぞれの具体的な人材戦略をもっと深掘りして欲しかった。
「学び」
結局戦略を実行できるのは、ヒトモノカネ情報が必要分揃った時なのではないかと感じ、こと地方に関しては今後物事をかんがえるときそこまで説明することで説得力を持たせることができると感じた。

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2016年12月10日

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