あらすじ
280万部突破のベストセラー『もしドラ』第2弾! 勝つために必要なのは、全員の「居場所」だった――。主役はマネージャー。野球部はベンチャー企業、人を集め、居場所をつくり、競争しないで勝てる組織にするには? 高校野球のマネージャーたちがドラッカーを読んで甲子園を目指す青春小説。
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Posted by ブクログ
今さら気づいた続編。さらっとですが読みました。
前作とは違うドラッカーの作品を上げ「イノベーション」と「成長」にフォーカス。魔球の発見は若干の怪しかったですが、やはり全体的には面白かったです。
自分の興味と合致していたからな気がします。主人公である夢のように居場所をうまく作りたいものです。
Posted by ブクログ
イノベーションを用いた小説は珍しく、青春時代を舞台にした青春物語の一面も含まれている。
だが、本書は小説というより、ドラッカーの「イノベーションと起業家精神」を解説している部分が多数を占めていた。
残念ながら、小説としては微妙。
しかし、経営の技術書とも言えるドラッカーの言葉をわかりやすく表現してくれるのが本書の魅力。
ドラッカーの書籍は専門書に近いぐらい、内容を理解するのが容易ではない。
だが、高校野球を事業(ビジネス)に例えて、経営者にしかわからない事例やノウハウを理解できたのは○。
単刀直入にいうと、ドラッカーの書籍からは学べるものがある。
実際に本書を読んでいく中で、
「なるほど!」
「これは使えるな」
と、共感し、日常生活で応用できる知識が載っていた。
前作のマネジメント編もまた、そのわかりやすさと、青春小説との融合が人気を博したに違いない。
なので、イノベーションを知るならオススメ。