【感想・ネタバレ】もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだらのレビュー

あらすじ

280万部突破のベストセラー『もしドラ』第2弾! 勝つために必要なのは、全員の「居場所」だった――。主役はマネージャー。野球部はベンチャー企業、人を集め、居場所をつくり、競争しないで勝てる組織にするには? 高校野球のマネージャーたちがドラッカーを読んで甲子園を目指す青春小説。

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Posted by ブクログ

今、会社でドラッカーを中心としたマネジメントの研修を受けている事から、この本に興味を持ち一気に読みました。

本の内容から野球に置き換えてと言う手法は前回と変わりません。ただ読みやすく、ドラッカーの思考を理解でき、本の中でドラッカーの思考が具体化されているその形、考え方にワクワクします。innovationはこれからの社会の中でどんどんと必要になってきます。1から考える事よりもこの本からヒントを得ている方がアイデアも作りやすいかと思います。考える事は常に必要ですが、楽しく、そして真摯に取り組める事が今後を大きく変えれると感じました。

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2024年08月28日

Posted by ブクログ

ジム・コリンズ『ビジョナリーカンパニー2』の「最適な人材こそがもっとも重要な資産」(81頁)そして「マネジメント」と「教育」の違い、この指摘は興味深い。

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2022年08月16日

購入済み

いいね

前作、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』の続編。ドラッガーの話は頭に入りやすい。

#アツい

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2022年07月11日

購入済み

最高

これからのグローバル社会において、最も必要となってくるのは、本書でも何度も出てくるアイディアだと痛感しました。

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2020年10月05日

Posted by ブクログ

個人的には、ぜひもしドラだけではなく、こちらの書籍も読んだほうがいいと思う。


顧客の創造は、マーケティングとイノベーションによってなされるという。

もしドラはマーケティングについて、本書はイノベーションについて語られている。


■イノベーションとは、意識的かつ組織的に変化を探すことである。
変化とは…大きく以下の7つに分けられる。
・予期せぬことの生起
 ⇒成功と失敗どちらも分析して応用できる
・ギャップの存在
・ニーズの存在
・産業構造の変化
・人口構造の変化
・認識の変化
・新しい知識の出現
※上から順に「信頼性と確実性」が大きい


変化を好むタイプと変化を好まないタイプがいる。そういう人たちをどうやってマネジメントするのかも1つのポイントになりそう。マーケティングはできるがイノベーションができない日本の体質は、この変化の好む好まないにあると思われる。そこをドラッカーが言及しているのかどうかを意識して読む。
⇒言及なし。みんな変化したいタイプになってた。

マネジメントとは、強みをさらに強めることが必要。
だから、教育(弱みを克服する)は必要がない。
これを教育機関に当てはめると、確かに難しい。。。
企業としては、マネジメントできる人は、人の強みに気づいてあげられることが大事になる。人の弱みにばかり目が行く人は、弱みの克服などに力を割きたくなり、それはマネージャーのやることに反する。

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2018年03月07日

Posted by ブクログ

ドラッカーについてほとんど知識がないときに一度読んだのちの再読。入門書は数冊ざっくり一読したあとなので理解度はました気がします。

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2017年07月10日

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もしドラの続編。わかりにくい専門用語など出てきたけれど面白くて一気読み。野球選手をマネジメントすることは子育てにも共通することが多くて参考になった。ペンキ塗りの方法、一人ずつと面談、人の弱みに着目しない、大工さんの法則などなど。再読し続けたい良書。

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2025年04月20日

Posted by ブクログ

高校野球のマネージャーがドラッカーの「イノベーションと起業家精神」を読むことで、練習にもその考え方を取り入れて、甲子園を目指す。

とサラッと書いてみましたが、もしドラの前作を読んだことがなく、前提知識はない状態でしたが、前作の延長であることは分かりました。

魔術を生み出したり、甲子園の優勝校に勝ったりと非現実的な部分もありましたが、マネージメントの考え方って、大切だなと思う部分もありました。仕事に関しては、新しい環境に置くたびに相談やアドバイスをもらえる人がいたら良いなと思う時も。今で言うと、それがチャットAPIでしょうか。小説の中でも、選手に同伴して走るという話がありましたが、他者のことも、自分のこととして捉える考え方は大切だなと思う。
一方で、ジム・コリンズのビジョナリーカンパニーのやる気のある力のあるものが残れば良いという、考え方は、資本主義の残酷さを感じずにはいられません。

自分の居場所を見つけるというのは、どんなに歳を重ねても、永遠の課題の様に思ってしまう。

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2024年10月04日

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ネタバレ

今さら気づいた続編。さらっとですが読みました。

前作とは違うドラッカーの作品を上げ「イノベーション」と「成長」にフォーカス。魔球の発見は若干の怪しかったですが、やはり全体的には面白かったです。

自分の興味と合致していたからな気がします。主人公である夢のように居場所をうまく作りたいものです。

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2024年08月17日

Posted by ブクログ

ビジネス書と言うよりは高校生の青春ストーリーを読んでいる感じ。野球部なのに選手が1人もいないでマネージャーだけで成り立っているという状態が面白い。天空グランドの整備や「野球における型の確立」などドラッカーの言葉を参考に工夫を重ね、ゼロからスタートしてどんな野球部ができるんだろうと楽しみながら読めた。イノベーションボール二号の活躍も読んでみたかった。

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2023年11月07日

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前作は期待せずに読んだから余計に印象強かったのかも。今回のは期待が高くなってたせいか、サラッと読んだ感じになったのかも。良くできた話ではありました。

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2023年06月17日

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面白かった。
夢の成長とともに勉強になることがたくさんあった。
人の弱みが気にならない人がマネージャー向き。
人事とは人の居場所をつくること。
トムソーヤのペンキ塗りテクニック。
勉強になりました。

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2023年04月14日

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野球部の再変を通じてマネジメントとイノベーションについて解説されていた。
マネジメントとイノベーションはどんな組織でも必要でない人材はいない。
最適に人材を配置しその人の居場所を作ること。

その人が個々が、自分の居場所と感じるのは人から頼られること、自分しか出来ないことと感じられることである。

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2022年10月03日

Posted by ブクログ

「もしドラ」より先に読んでしまいました。

高校野球にマネジメントを活かす物語ですが、これは家庭や子育てにもかなり応用ができそうだなと思いました!
子供にとって家は居場所だけど、具体的に何をすべきかという本当の意味での居場所を作ってあげられると良さそうだなと思いました。
小さなことから始める、というのもハードル低くていいですね。

仕事でも、1人でも後輩がいる人なら是非読んで欲しい一冊。

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2022年09月17日

Posted by ブクログ

物語~小説~としてのストーリー性はあったとおもいます。
読み進むにつれて、ドラッカーの重要な教えを改めて気が付かせる構造となっています。

書籍に埋め込まれたドラッカーの言葉は次の通り

・『これからは競争社会が到来する』 情報化社会が進むにつれて、知識層が拡大する。すると競争に参加するプレイヤーが増えるから、競争は激化せざるを得ない
・マネジメントは『要らない仕事』を減らしもするが『必要な仕事』を増やしもする
・イノベーションとは、競争しなことである。新しいものを作り、競争を少しでも減らしましょう
・新しいものを生み出す機会となるものが変化である。イノベーションとは意識的かつ組織的に変化を探すことである
・変化を謙虚に受け止めることは、とても勇気がいることだ
・企業家とは、秩序を破壊し解体する者である。企業家の責務は「創造的破壊」である
・マネージャーに欠かすことができない資質、それは『真摯さ』である
・人こそ最大の資産
・自分は何が得意で何が不得意なのかとの問いこそ、ベンチャーに成功の兆しが見えたところで、創業者たる企業家が向き合い考えなければならない問題である
・重要なことは、『小さくスタートすること』
・創業者自身がいつまでも自らマネージメントを行うのではなく、いずれトップのチームに引き継ぐ決意をしておかなければならない
・イノベーションを魅力的なものにするための第一の段階は、すでに活力を失ったもの、陳腐化したもの、生産的でなくなったものの廃棄を制度化することである
・イノベーションを行うにあたっては、外に出て、見て、問い、聞かなければならない。このことは、いかに強調してもしすぎることはない
・イノベーションに成功するものは小さく、しかもシンプルにスタートする
・優れたリーダーは、自らの退任や死をきっかけにして組織が崩壊することはもっとも恥ずべきであることを知っている
・強みよりも弱みに目を向ける者をマネージャーに任命してはならない
・コップに「半分入っている」と「半分空である」は、量的に同じである。だが、意味はまったく違う。とるべき行動も違う。世の中の認識が「半分入っている」から「半分空である」に変わるとき、イノベーションの機会が生まれる。

目次は以下の通りです。

プロローグ

第一部

第一章 夢は『もしドラ』を読んだ
第二章 夢は『イノベーションと企業家性精神』を読んだ
第三章 夢は野球部の民営化に取り組んだ
第四章 夢は野球部の人事に取り組んだ
第五章 夢は小さくスタートした

第二部

第六章 夢は外に出て、見て、問い、聞いた
第七章 夢は予期せぬ出来事に遭遇した
第八章 夢はイノベーションの機会に集中した
第九章 夢は居場所とは何かを考えた

エピローグ

あとがき

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2022年05月26日

Posted by ブクログ

マーケティングを学び始めたところで、ドラッカーの「イノベーションと企業家精神」を読もうと思った人が、それよりも先に読むことをオススメしたい本。

ドラッカーは非常に優れた著書を残しているけれども、マネジメント実務がどんなものか経験がない人や、マネジメントで苦労したり悩んだことがない人が読んでも、具体的にイメージしづらい(これは本当に仕方がないこと)

この小説は、それを疑似体験させてくれるのと、ドラッカーの言葉を良いタイミングで登場させてくれるので、普段の学生の生活でも近しいものがなにかを連想しやすくなる。

そんな下地をつくったうえで、ドラッカーの著書・言葉をあらためて読みなおすと、言葉が活き活きと刺さってきます。


ただ、マネジメントで悩むような30歳以上の人が手にするには度胸のいる表紙なので、★1つ減らして4。

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2022年03月23日

Posted by ブクログ

物語は何となく予想ができてしまう。だけどイノベーションがどんなことかが分かりやすくなってて良かった。

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2022年03月11日

Posted by ブクログ

相変わらず続きが気になる、面白い。

今度はもしドラとは違ってこの世界に、このマネージャーの一員になりたいとは思えなかった。居場所はなさそうだと感じたから。別にもしドラの野球部マネだったら居場所がありそうとかそういうのでは無いけどね、、、

夢の成長はとにかく凄い、最初は何となくんだしに似てるななんて思ったけど全然違った。夢の方が長所が沢山あって私なんて、って思ってしまった。だからかな、居場所がないって感じたのは。

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2021年10月15日

Posted by ブクログ

もしドラの続編。
テーマは「居場所づくり」


困難にぶつかったら、
ドラッカーのイノベーションと起業家精神に立ち返る所が面白い。
後半の魔球を開発する件はややできすぎている感じもするが、
それでもできないことをできるために
真実と隼人を連れ出すと言う2つを叶えると言う方法は面白いと思った。

チーム作りを目指している人にとっては、
参考になる本だと思う。

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2021年10月06日

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ややシナリオ本のようなところもあるが、具体的にストーリーを交えたマネージメントの入門書としては最適だと思う。

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2020年11月22日

Posted by ブクログ

野球もマネジメントも全くわからず興味もない。
それでも最後まで読めたのはわかりやすくて面白かったからだと思う。
問題→考察→行動が繰り返される形で話が進んでいたが、就活のエントリーシートみたいだった。

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2019年10月11日

Posted by ブクログ

マネジメント、イノベーションの手法を具体的な例(小説)で紹介した本。

凡人でもエリートに勝てる人生の戦い方

という本に通ずるものがありました。

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2017年08月11日

Posted by ブクログ

友人に誘われ野球部マネージャーになる決心をした主人公・岡野夢。ところが、夢たちの通う学校にはそもそも野球部がない。そこで夢たちは、ドラッカーの本を読み、その教えに沿って「競争しなくても勝てる野球部」をゼロから自分たちの手で作ろうと奮起する。『もしドラ』シリーズ第2弾。

女子高生たちがドラッカーの本を読み、その内容に沿って忠実に野球部作りを展開するという流れ自体はやや強引にも感じますが、そもそも物語の部分は二の次と思っているので気になりません。それ以上に、高校・部活・友人関係などといった身近でイメージしやすい舞台が、ドラッカーの教えを明解にしています。彼女たちが起こす様々な改革やその先でぶつかる壁が読み手に具体的に伝わってきてとにかく分かり易い。きっと難解であろう原書をこうも噛み砕いて読めるのは有難いの一言です。

経済においては勿論、教育の現場やスポーツ、果ては人間関係などにおいても、他者との競い合いが激化しています。数字や目標で優劣を競い合う日々。追い追われ、キリのない競争社会をどう生き抜くかと考えた時、ドラッカーは逆説的に「競争しないためのイノベーション」がますます必要になってくると説きます。
気付けばドラッカーの教えを、自分の置いている様々な状況にリンクさせながら読み進めていました。自分ひとりの力では及ばない問題を、仲間たちとどのように解決していけば良いか。そのためには自分がどのように振舞い、仲間や部下にどういった言葉で指示を伝えれば良いか。
部下を持つ立場の方や、人にモノを教える立場の方にとっては、自身の身の振り方について参考になる部分も多いと思います。

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2017年12月03日

Posted by ブクログ

前作に引き続きご都合主義な展開や非現実的な会話のラリーが気になった。ドラッカーを持ち込む以上ある程度は仕方ないことかもしれないが。

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2025年08月20日

Posted by ブクログ

ちょっと気になったので読んでみた。
他人に頼り勝ちな女子高生がマネジメントを通して成長する。
現実はこんなにうまくはいかないと思うけど、自分の考え方とかに変化が起こるかも…

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2025年05月10日

Posted by ブクログ

設定はかなりアコギだ。
前作は、事実を小説にしたものだと、その登場人物の一人が、作家として実体化して登場する。もちろん、他の登場人物も生身の人間として現れる。

酷えなあ、と思ってたが、その辺除けば前作より随分こなれていた
まあ、泣くようなシーンは無くなっていたが。

登場人物がみんなドラッカー信者だったり、マネジメント信者だったり、何でそもそもマネジメント対象に野球部にこだわるんだとか色々ファンタジーだが、ドラッカー理論の導入書としても、悪くない。

主人公の内気な女の子が、窓からドラッカーの本が落ちてるのを見つけて、そっと持ち去るって、泥棒やんけ、学校に届けろよのシーンから始まったが。

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2021年12月05日

Posted by ブクログ

イノベーションという概念が難しいのか、頭に入ってこなかった。ドラッカーのイノベーションを読むことにする。

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2020年09月11日

Posted by ブクログ

書籍に書いてある通りに、まずは考えやってみようという素直さがなければ、ここまで成功はしなかったと思う。
知行合一を考えさせられた。
本筋からはズレるが、説得とは相手にとっての得を説くこと、トムソーヤのペンキ塗りのテクニック等は、ぜひ身に付けたい交渉のテクニックである。

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2020年01月26日

Posted by ブクログ

【文章】
 とても読み易い
【ハマり】
 ★★★★・
【共感度】
 ★★★・・
【気付き】
 ★★★・・

・予期せぬ成功にイノベーションが潜んでいる
・小さく始めて検証する

『イノベーションと企業家精神』を読んだ事は無いけれど、内容を噛み砕いて、具体的な物語として落とし込まれている。
噛み砕かれているのでとても読みやすいが、逆に流動食のような感じがして、少し物足りない気分にもなる。

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2019年02月18日

Posted by ブクログ

イノベーションが達成されると勝負にならないということが書いてある。
「ミラクルジャイアンツ童夢くん」で読んだような。

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2018年10月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

イノベーションを用いた小説は珍しく、青春時代を舞台にした青春物語の一面も含まれている。

だが、本書は小説というより、ドラッカーの「イノベーションと起業家精神」を解説している部分が多数を占めていた。

残念ながら、小説としては微妙。

しかし、経営の技術書とも言えるドラッカーの言葉をわかりやすく表現してくれるのが本書の魅力。

ドラッカーの書籍は専門書に近いぐらい、内容を理解するのが容易ではない。

だが、高校野球を事業(ビジネス)に例えて、経営者にしかわからない事例やノウハウを理解できたのは○。

単刀直入にいうと、ドラッカーの書籍からは学べるものがある。

実際に本書を読んでいく中で、
「なるほど!」
「これは使えるな」
と、共感し、日常生活で応用できる知識が載っていた。

前作のマネジメント編もまた、そのわかりやすさと、青春小説との融合が人気を博したに違いない。

なので、イノベーションを知るならオススメ。

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2018年09月14日

Posted by ブクログ

もしドラを読んでから、次の本が出てるよとオススメされて読んでみた。
あまり企業家の部分に興味を持っていない自分、そしてどうせ甲子園出るんでしょと思ってしまう自分のせいで物語自体は面白くなかった。
でもそういう楽しみ方をする本じゃないよね…
ドラッカーの本を読む前の準備読書としてはとてもわかりやすくて良かったと思う。

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2018年02月21日

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