【感想・ネタバレ】ハッピーシュガーライフ 7巻のレビュー

あらすじ

【真実の愛は、はじめてでも、感じあえる。】
しおが決別した過去。
さとうが決別した過去。
寄り添う二人の少女は、その胸に前日譚を秘めている。

生きるために強制される愛。
そんなのは、寂しすぎるよ。

飴玉のように甘い、純愛サイコホラー第7巻。
(C)2018 Tomiyaki Kagisora

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ボリューム少なめでストーリーの進展があまり見られなかった前巻。第7巻はどうなるのだろうかとワクワクしていたらまさかの過去編
ただ、それによってあさひとしおがどのような家庭環境で育ったのかが十分に伝わってくる内容だったので良し

扉絵で純粋可憐さを充分に主張してきたゆうな。まさかたった数ページでその笑顔が曇ってしまうとは思わなかったよ……
当たり障りない生活を送りながらも誰かが自分を素敵な世界に連れてってくれるのでは?と夢想するとても普通の人生を歩んでいた少女。そんなゆうなの人生が一瞬にして、そして本人の意思を置いてけぼりにしてあっという間に奈落の底に突き落とされる。
ゆうなは母親にも大人になった自覚すらないままに時間が進み続けてしまう。そしてその時間の中で両親を失い金を失い、そんな環境でもしおが産まれてきてしまい更にはあさひが居なくなってしまう絶望感は半端ない
そういった事を考えればゆうながしおを捨ててしまうのは時間の問題だったように思える

そういえば、過去編の中ではあさひが出ていった下りが描かれなかった。これまでの話を見返すと少し辻褄が合わない部分が有るのだけれど、もしかしてあさひかゆうなの記憶に間違いが有るのかな?

しおと出逢って生きるために愛するのではなく、愛するために生きる事を知ったさとう。ここから彼女の暴走が始まるのか……

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2018年04月14日

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