【感想・ネタバレ】青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ないのレビュー

あらすじ

中間試験間近のこの日、咲太は朝からあることに悩まされていた。 『明日、七里ヶ浜の海で会えないかな、翔子さんより』 初恋の相手、翔子から手紙が届いたのだ。しかも咲太は、おつきあいしている麻衣さんにそのことを話せないでいた。またもやこれは波乱の予感!? ――と思ったら、今度はおうち大好きな妹のかえでから、突然の重大発表が! その内容は「学校に行く」というもの。 いじめが原因で家から出られなくなったかえでが掲げた目標に、咲太は全面協力を決意。麻衣さんもまた力を尽くしてくれることに。しかし、2年間まともに外に出なかったかえでにとって、目標到達への道はなかなか険しく――。 フツーな僕らのフシギ系青春ラブコメ、おうち大好きかえでが「お兄ちゃんのためにお留守番卒業!」なシリーズ第5弾!

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ネタバレ 購入済み

妹に抱いていた違和感が…

シリーズ5弾。アニメで号泣。小説で読んでもやっぱり泣けて…

いじめと思春期症候群が原因で引きこもりになっている、妹の「かえで」が、少しずつリハビリをして学校に行く! と言い出した

主人公も周囲も全面協力するが、2年間外出できなかった「かえで」には、外出も学校も険しい道で…

少しずつ困難を乗り越えた先に、「かえで」に訪れた大きな変化…  シリーズの最初から感じていた違和感はこの仕掛けが原因か! と驚き、ただただ涙。もしかしたらシリーズで一番好きかもしれない巻

#泣ける #切ない #エモい

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2023年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

青ブタシリーズ第5弾!
今巻のヒロインは咲太君の妹の梓川かえでちゃん
思春期症候群は、全く別の人格と、精神的打撃に伴う身体への傷

今まで読んだシリーズの中では今の所1番好き!
かえでちゃんの頑張る姿に勇気を貰え、そして最後は……泣くしかないよ……
花楓ちゃんと、かえでちゃん
身体は同じだとしても、全く違う人格
咲太君、そんな妹をしっかり支えて本当に素晴らしいお兄ちゃんだよ
2年間も、1からの関係性を作っていく
相当な覚悟がないと出来ないことだと思う
そして唐突なお別れ
本当に本当に悲しい
咲太君の立場に立ったら、私は平常心を保って彼女に接することが出来るだろうか
そして今後、『かえでちゃん』しか知らない私は、花楓ちゃんのことを好きになれるだろうか…

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2022年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

別れというのはとても重いテーマで、軽々しく使うものじゃない。裏を返せばここまで積み上げて来たかえでとの、それも真の意味では咲太本人にしか分からないであろう悲しい別れというのは辛い。
いなくなってしまった人間は何も言わないし届かない。ただ残してくれたメッセージだけが語りかけてくれる訳で、残された方が辛いというのは良く言ったものですよね。
最後の日記は元は咲太がかえでのために与えた日記だったけど、最後にはかえでが咲太のために残した日記になった訳で、とても美しい流れだと思います。

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2022年01月01日

ネタバレ 購入済み

アニメ版から来ました。

アニメ版が消化不良で終わったので、続きが気になって小説版を買いました。
内容は、想像以上に面白かったです。
ちょっと残念だったのは、『かえで』が意識を失って病院へ運ばれた際の咲太と麻衣の会話中に、「ありがとうござます」という誤記があったところ。
シリアスな場面でやっちゃいけないミスですよ!

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2021年02月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『おするばん妹』本筋のかえで(花楓)の話しも好きであるが、pp.70-72の麻衣さんの「学校は特殊」の話だったり、pp.162-169の咲太と双葉の「文化祭のやりとり」、pp.282-284の豊浜のどかの「アイドルをやらなきゃよかったなんて思わない」の話し含めて、凄く好き。

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2019年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

4巻目。ロジカルウィッチはまだ帰ってこない。
テレビ版でいうと最終章の内容。お兄ちゃん大好き妹のかえでちゃんのお話。
途中でおとな翔子さんも現れてCMでも使われた有名なセリフが出てきます。
かえでの日記のシーンは涙なしには読めない。ここまでで一番泣ける内容かと。

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2019年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今作はいじめが原因で解離性障害を発症した妹が治癒していくお話。

解離性障害というギミックも、作中で自己言及されているけれども、やっぱり使い古されたものだし、「別離」の悲しさもそう。

でも、それをベタにやっていくのがこのシリーズなんだなと思った。

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2023年11月19日

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