感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
この展開の元凶は両家の関係よりも絶対喧嘩っ早いマキューシオのせい。
それにジュリエットに一目惚れ状態で以前の想い人秒で忘れるロミオって…
感傷的になって周りに何一つ伝わってないよジュリエット…
恋は盲目なんて言うけれどまさにそれな物語。
時代のせいもあるかもしれないけれど、もっと上手くやれたでしょ?って個人的にはモヤモヤした終わり方でした。
人気のある作品なのはとても納得できました。
会話テンポもよくスラスラ読み進められて良かったです。
Posted by ブクログ
いがみ合う両家のすれ違いで起こった悲劇の恋愛を描いた言わずと知れたシェイクスピアの代表作。
演劇の脚本なので、読む前は地の文で描かれるはずの描写を想像して補わなければいけないところもあるんじゃないかと危惧していたがそんなことはなく、とても楽しく読めた。
ロミオはジュリエットに対し一目惚れをして神父に浮気を窘められるような惚れっぽい描写がしっかりなされていたが、ジュリエットはロミオにキスされた時にはお洒落な言い回しなだけかもしれないが婉曲的な表現で返事をしていたのに実は恋に落ちていたという展開で、そこは納得できなかった。また、最後の薬や手紙がどうもご都合主義に感じられてしまった。けれど、解説によるとこの物語には原作や元になった話が存在するようで、それを踏まえた理由があるのかもしれない。
他の文学でもシェイクスピアの作品からの引用があることが度々あり不思議に思っていたが、実際に読んでみると、ウィットに富んだ思わず口にしたくなる台詞が多々あり、腑に落ちた。
Posted by ブクログ
皆が知っている有名な話。
仲の悪い二つの名家のひとり娘とひとり息子が恋に落ちる話。
行き違いが招いた悲劇。
ロミオに手紙を出していたが、手紙が届かなくて、ジュリエットが眠っているだけだったのに、勘違いして自殺してしまう。後を追うようにジュリエットも…。
言葉(セリフ)が少ないので、舞台で見ないと(想像か)雰囲気が出ないのかなと思った。