あらすじ
小学四年生のツヨシのクラスに、一輪車とくちぶえの上手な女の子、マコトがやってきた。転校早々「わたし、この学校の番長になる!」と宣言したマコトに、みんなはびっくり。でも、小さい頃にお父さんを亡くしたマコトは、誰よりも強く、優しく、友だち思いで、頼りになるやつだったんだ――。サイコーの相棒になったマコトとツヨシが駆けぬけた一年間の、決して忘れられない友情物語。
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Posted by ブクログ
マコトちゃん、これは番長だ。
お父さんが亡くなっていたり、おばあちゃんに介護が必要だったり、あげくの果てにまた転校!過酷な状況下なのに、すごくさわやかな突風みたいな話。
行けーっ、ツヨシ!遠くからマコトの声が聞こえた、ような気がした181
ツヨシくん、いいやつだ。友達になりたいよ。別れのせつなさが存分に伝わってきた。
みんな、読みながら一回はくちぶえをふいちゃうよね。
Posted by ブクログ
学校に転入するなり「わたし、番長になる!」と宣言したマコト。ガムガム団の事件やおツボネさまからのいじめ乗り越え、クラスメートとの友情をつかみ取るマコトと、そんなマコトと一緒に過ごし成長するツヨシの物語。
話自体はすごく面白いけど、なんだかツヨシのお母さんとかガムガム団が男女差別しているような気がして、ちょっと不快。ガムガム団はともかく、日常でツヨシのお母さんがさらっと口にしている言葉こそ誰かを傷つけるんじゃないのかな。マコトが女の子だから乱暴なのはだめってどういうこと?女の子なのに番長になるの?ってどういうこと?乱暴な番長は男女問わずだめだと思うけど。
物語の設定なのかは分からないけど、ちょっと不快になる部分も。