【感想・ネタバレ】イーハトーブ探偵 山ねこ裁判~賢治の推理手帳II~のレビュー

あらすじ

石工会社の社長が、採石場で岩の下敷きになり亡くなった。調査を頼まれたケンジは、現場に残されていた黒い粉に気づく。(「哀しき火山弾」) 堅固な二重扉に錠が掛かったままの土蔵から、家宝の掛け軸が盗まれた。犯人はどこから入りどこへ消えたのか!? ケンジが披露した驚くべき推理とは?(「山ねこ裁判」) 名探偵・宮澤賢治の活躍を描く話題のシリーズ第2弾が登場!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前作に登場した菅野高清さん再び。もし実在したら一癖も二癖もある人物だろうが、トシ絡みで物悲しさ漂う雰囲気をいい塩梅に緩和してくれる。そんな高清さんにはちょっと残念な短篇「雪渡りのあした」が一番好み。私は宮澤賢治ビギナーなので、情景描写を追いながら読むことしかできないが、彼の経歴やら未読作品やらにどっぷり浸かってから読み返せば、さらに楽しめそうな一冊。

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2020年12月19日

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