あらすじ
本書は、コンサルタントが初対面から言葉のキャッチボールを通じて、見込み客の「お困りごと」をどうやって察知するか、から始まります。そのプロセスを通じて社長の心をグッとつかむとともに、上手な「前置きトーク」を駆使して自分が希望する価格設定で顧問契約を即決させることが可能になります。
さらに、「お困りごと」の解決策を社長に自ら気づかせる質問話法や、「聞くよりしゃべりたい衝動」との付き合い方、コンサルタントが言ってはいけない「NGワード」、長期契約を続けていくための「次のテーマ」の提案方法など、盛りだくさんな内容で、コンサルタントの「対話の型」を紹介していきます。
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Posted by ブクログ
実践的な内容。
①パートナー型コンサルティング
②ビジョン構築と盲点指摘
③お困りごとにフォーカス
④安全・安心・ポジティブな場作り
⑤コンサルタントとしてのあり方≠やること
なんと言っても「先に言えば説明。後から言えば言い訳」
誘い水、前置き、正当性。
Posted by ブクログ
独立してコンサルタントがクライアントといかに関係を築いていくか、その対話術とかを公開。実力が同じでも対話術だけで年収が変わるし、その基本的なところはコンサルタント以外にも役に立つと思う。
Posted by ブクログ
対話術というか、コンサル向けのビジネス・自己啓発本。
自分はこういう稼ぎ方は苦手だな、と思いつつ何か参考になることはないかと思い読んでみた。
・自分の在り方…「自分が何をするか」にフォーカスするのではなく「相手の成果」にフォーカスする(46頁~)
・自分の理想と現状を近づけるために、能力・行動・環境の条件を探す(58頁~)
・先に言えば説明、後から言えば言い訳(121頁)
・2ステップ許可獲得法…「コンサルにおいてプライべートなことを聞くことがあります。よろしいですか?」(155頁~)
Posted by ブクログ
コンサルもちゃんと顧客価値のことを理解しないとね。というかむしろそれがメインかと。
あと、値踏みされるときちゃんと自分の土俵で戦えていますか?など、、
最初は「喋り方テク」的などーしょーもないもの(すみません)かと思いましたが、ちゃんと本質的な気付きも得られましたね。
やりながら営業、というのはまさにそのとおりですね。
Posted by ブクログ
言葉を武器にするコンサルタントにとって重要な対話。顧客のお困りごとを適切につかみ、長期的な関係をきずくためのコツを、実際の現場事例も踏まえて惜しげもなく公開している。
Posted by ブクログ
前作の「コンサルタントの教科書」から、筆者のコンサルスタイルをある程度知っているうえで読んだため、すんなりと理解することができました。
※もちろん、「コンサルタントの教科書」を読んでいな人にとっても、非常に分かりやすい内容となっていました。
今作でも前作に引き続き「言語化する」という言葉はよく出てきました。
ただし、ボキャブラリーを増やさなければうまく言語化はできません。
その「ボキャブラリーを増やす」ための具体的な方法が書いてあったので、紹介します。
・人から聞いた言葉でピンときたものをメモしておき、次に自分が使えるように蓄積しておく
確かに、誰かと話しているときに、知らない言葉が出てくることがありますが、わざわざメモを取ったりはしていませんでした。
今後はメモを取り、さらにその言葉をどう使うかを意識し、ボキャブラリーを増やしていきたいと思いました。
他にも様々なテクニックや失敗談が書いてあり、コンサルトークだけでなく営業トークにも使えますので、ぜひ読んでみてください!