【感想・ネタバレ】ムハマド・ユヌス自伝(下)のレビュー

あらすじ

社会問題を解決しながら経済的リターンを得る「ソーシャル・ビジネス」によって、貧困のない世界は実現するのか? ユヌスの地道な努力が実を結び、小さな村で産声をあげたグラミン銀行。貧しい人向けの住宅ローンや健康保険などの新規事業を次々に立ち上げ、ヒラリー・クリントンら世界の有力者の支持も集めるまでに、大きく飛躍していく。人間が持つ能力を信じ、果敢にチャレンジし続けたユヌスの半生。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

グラミン銀行によるマイクロクレジットを発想し、実現したユヌス自身がそのプロセスを書いたもの。
自伝的要素は序盤にしかなく、グラミン史を書いた一冊という印象を受ける。
そして、グラミンの理念を繰り返し繰り返し述べるので後半は「うん…そうだね。正しいよ…」という気分になる。

なので読後感的には評価が下がりそうなのだが、前半(上巻)は間違いなく面白い。

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2024年07月25日

Posted by ブクログ

将来、本当に「貧困博物館」ができるのかもしれない。

「昔は貧困が世界に存在した」と学校で教えられ、
子供が「そんなことはないだろう」と信じられない反応をする世の中が。


2006年、ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス。
彼を知らないのは恥と言っていいだろう。

私が彼に初めて会ったのは、大学での講演会の実施だった。
(ユヌス氏の講演会にもかかわらず、100名足らずの部屋を
 使った事務局を恨みたい。立ち見で聞いた)


ユヌス氏の信念の強さに驚かされた。

彼は裕福な立場でありながら、あるがゆえに
貧しい人々を助けている。
その仕組みは世間からは馬鹿にされたかもしれないが、
信じてつづけた彼の偉業「グラミン銀行」を自伝により知ってほしい。

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2019年01月27日

Posted by ブクログ

世界のマイクロファイナンスの情勢と未来への展望、ユヌス教授の思いがつまった本。立ち上げる時にも多大な労力を費やしていたが、新興国に適応させるときにも分厚い壁が立ちふさがっていた。よく成功例にあげられるグラミンの本当に知りたい部分を知ることができた。個人的には下よりも上が好き

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2016年11月16日

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