あらすじ
「腹を切る前に、珠子の唄を聴きたい」という岡崎玄蕃の願いを受け入れ、岡崎の屋敷に入った珠子。愛坂桃太郎、そして息子の仁吾も、珠子と行動を共にする。屋敷では、江戸城に向けられた大砲がいまにも火を噴かんとする中、ぎりぎりの交渉が続くが、ついに事態が動く。桃太郎、仁吾、そして玄蕃、家老の田所十三郎――四人の剣が閃いたのだ。無傷で屋敷から出てきたのは、はたして……? 大人気シリーズ衝撃の最終巻!
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倅の仁吾が負傷して…
…親父の桃太郎が一時現役復帰。
さて、「一時」とはいつまでだろうか?
こりゃ次のシリーズも読まねばなるまい。
それに、現役目付で爺様というのも、面白そうだ。 県警副本部長と孫、といったところか。
Posted by ブクログ
このシリーズの最終巻!
岡崎玄蕃が、最後に珠子の歌を聴きたいと。
そこに、杖をついて桃太郎もついてゆく。
仁吾(桃太郎のせがれ)は、潜入捜査をしていたのだったが、この時点で正体はバレていた。
長唄を所望され半刻の歌が終わった。
岡崎玄蕃は珠子に一緒に死んで欲しいと斬りかかる。
桃太郎の活躍で事件も終わり、怪我をおった仁吾の代わりに目付けに復帰。
可愛い孫桃子には、なかなか会えぬ日々が。。。
最後の事件は若い頃のライバルの、なにやら悪い噂。
さて、、、
第二弾のシリーズを強く望みたい。
えっ!?
桃太郎爺さん、息子の仁吾の怪我(療養中)で、目付に復帰する事になった。やっと、孫の桃子のお守りという、老後(隠居後)の楽しみを、見つけた所だったのに……この後、どうなるのだろう。