あらすじ
窃盗犯を担当する警視庁捜査三課の警部補・萩尾秀一と、部下の女性刑事・武田秋穂。独特の「目」で犯罪を観察し事件の真相に迫る。警察小説の第一人者が満を持して放つシリーズ第一弾!! 連続テレビドラマ化原作。
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Posted by ブクログ
初めて今野敏の作品を読んだ。
今野敏がすごすぎてめちゃくちゃファンになってしまう
初めての作品だったが、めちゃくちゃ面白かった。
萩尾と秋穂の信頼関係が徐々に上がっていくことに興味が湧いてくる。
事件の真相も話の順序もすごく読みやすくて初心者には結構いいかも。
最初事件が3件一気に起こって、どんどん読みたくなるところがとてもいい。
Posted by ブクログ
2023/3/5
おもしろかった。
ちょうどよかった。
今の私にシンデレラフィット。
シンデレラフィットって使いたかっただけ。
脳が老いてきたのか、疲れてるだけど思いたいんだけど、小難しいのしんどいねんってなってる私にちょうどよかった。
今野敏間違いない。
盗みの話も良いです!
「常習犯」と言う短編を事前に読み、それが良い作品だったので他にも作品がないかと探していたところ、シリーズ化している事を知り早速読んでみました。
警察小説と言うと、どうしても「殺人」がメインですが、こちらは「盗み」がメイン。
主人公のハギさんこと萩尾警部補が、相棒の武田秋穂巡査部長とともに3件の窃盗・強盗事件の謎に挑みます。
正直、盗みがメインの話とはどんな展開になるのか興味もあったのですが、面白く、人情味もあって、心に染みる後味の良い内容で、本当にいい意味で期待を裏切られました。
ハギさんの長年の経験と勘、そして捜査三課としての誇りと意地が、捜査を解決へと導いていきます。
勿論そこには、相棒秋穂のなかなか鋭い推理も加わり、親子の様な二人の掛け合いが、作品にとって無くてはならない場面となっています。
一課の傲慢な態度にイラッとしますが、三課に軍配があがり、思わず「ヨシっ」と拳を握ってしまったりと、どんどん物語に引き込まれていきました。
捜査三課の物語、面白いです。ぜひお勧めします。
Posted by ブクログ
良い。
若い女性とベテラン刑事とのコンビ。続きが読みたくなる。
宝石店への窃盗、強盗。特別びっくりするような展開ではないが、警察内部でのやり取りが面白い。
Posted by ブクログ
少し地味な印象はあったけど、捜査三課のお話なので、ドタバタ劇ではない、じっくりと真相を詰めていく展開でとても面白かった。萩尾さんと秋穂が良いコンビ。相棒を思う気持ちもあちこちに滲み出ていて、そこは和めました。一課とのやりとりも、凄みが効いていて心地良かったです。プロの犯罪者ばかりを見ているからこそ気付ける違和感。なるほど、という感じ。一課は割と悪者になりますね…笑 プロの窃盗犯のプライドがかっこいい。犯罪者なんだけど…。