あらすじ
お金は大事。お金は欲しい。お金が好き……。でも、お金は魔物。そんな魔物のパワーに振りまわされそうで、怖くて、お金から目をそらしてきました。いまこそお金を正面から見てみよう。お金について考えてみよう。はじめてお金と向き合った糸井重里が、お金の神様から聞いた、リアルでロマンチックなお金の話。神様が素手でつかんできた人生には、生きるヒント、楽しみや面白さ、誰もが聞きたいことがいっぱいです。「いま、ぼくは、あぶなっかしくて、ちっぽけな旅の途中で、金と動機だけは、なくてはならぬということを、やっと分かったらしいのである。旅に出る朝に、邱永漢さんという先達に、目の前の景色がどういうものであるのか、親切に教えていただいたのは、ほんとうにありがたいことだった。」お金にしがみついてしまう人も、お金に嫌われている人も、これからたくさんのお金と付き合う人も、大人も子どもも、必読の書。
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Posted by ブクログ
お金のことをちゃんと考えることは、どうやって資産を増やすか考えることではなく「どうやって生きたいか」ということだな、と。お金の増やし方のノウハウを知りたい人向けではない。
糸井さんの"人のいいところ気づき力"と"良いところの言語化力"と、"目上の人への褒め力"がすごかった。邱さんもスマートな大人だったなぁ。見せびらかさないセンス、これこそ上品だなと思った。
文庫本が2011年に出たそうでかなり古いけれど、最近発売されたと言われても変じゃない。先を見ている人たちなんだな〜
Posted by ブクログ
対談本なので、素材そのまま頂いてる感がとてもよかった!
お金に対して、
変わりゆくネットビジネスに対して
御高齢のはずの邱永漢さんが鋭く的確に語っているのがすごい。
「邱さんより若者の俺がやらずにどうする?」
と胸に突き刺さる感(ありがとうございます。)
なによりも今後の人生に大きく影響を与えそうな
言葉
糸井 「俺はもうダメかもしれないとか思うことは、ないんですか?」
邱 「あ、それはもう、しょっちゅう考えますよ。 」
糸井 「え!? しょっちゅうですか? 」
邱 「ええ。 」
糸井 「ぼくも「面白いからです」といってきたんですけど、そういっていると、「あいつは貴重で大事な人間だとか人生だとかっていうものを、ゲーム感覚で遊んでいる」っていわれるんです……。 」
邱
【でも、人生そのものがゲームなんだもの】
かぁーー!これだー!ってなって
毎日「人生はゲーム」と念仏の様に唱えています(笑)
もっともっと楽しんで生きてきます。
ゲームだって思ってるとなんでも楽しくなるし
良い意味で肩の力が抜けるんだよね。
人生の理不尽とか、うまくいかないこと、
論理的に説明できないこと。
腑に落ちないこと。
色々あってわけわかんねー笑
ってなった。
それでも楽しんで生きていくっ!
だって人生そのものがゲームなんだもの