【感想・ネタバレ】黒い天使は愛を囁くのレビュー

あらすじ

妹の母親代わりをして婚期を逃していたエイリーシャは、貞操の危機を幼なじみの伯爵令息、クラストに救われる。彼のことは弟のように思っていたエイリーシャだったが、その事件が噂になり、彼と結婚することに。複雑な胸中で初夜に臨む彼女にクラストは甘く囁く。「戸惑いなんて忘れるくらい愛してあげるから身を委ねて」次第に彼を夫として意識し始めるエイリーシャだが文官であるクラストは何やら秘密を抱えていて!?

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aya

ネタバレ 購入済み

確かに黒い…

この作者さんらしく、ヒーローをはじめ腹黒さん達がたくさん出てきます。腹黒じゃないのは、ヒロインと妹のダメ婚約者くらい?彼女たちのパパさん達がそうだったのも、へーって感じでした。ヒーローは初恋のヒロイン一筋で、彼女を手に入れるため裏組織に入り鍛えられて実績を上げます。そのくらい彼女が好きだから執着もスゴイ。でも長年の初恋が実って良かったねって思えるのは年下男子だからかな?

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2020年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

妹思いでいきおくれになってしまったエイリーシャは、妹の婚約披露パーティーで妹の婚約者の友人からの身の危険を感じて逃げた部屋にいたクラストと、思いがけず一晩過ごしてしまったことで、噂がたち、クラストと結婚することに。

エイリーシャは、クラウスがほんとは好きなのは妹のシンシアで、自分とは責任を取って結婚したと思い込んでいますが、実はクラウスとシンシアは同盟を結んでいただけで、クラウスが好きなのはエイリーシャだったという、これだけだと普通によくあるお話です。

でも、クラウスには裏の顔があり、それに絡んだ事件もきちんと入っていて、面白かったです。
クラウスが時折見せる裏の顔がなんともいえません。
妹のシンシアも社交界の華と呼ばれるほどの美貌を持っていますが、後半浮気し放題の婚約者ヴィンセントの手綱をしめ、それからはヴィンセントがシンシアに心酔してて、こっちのお話ももっと読んでみたいって思いました。(シンシアがヴィンセントを見初めて、クラウスの協力を仰いでヴィンセントを射止めるところがみたい。)

あと、クラウス、エイリーシャの父親たちの裏の顔も最後明らかになってて、ああ、だからエイリーシャが掠われたのを父親に言わない訳にはいかなかったのねって納得しました。

悪役はあっさりしてますが、過去のクラウスの噂の真相もちゃんとまとめて入っていて、富樫さんらしいなあと思いました。

残念なのは、イラストにシンシアとヴィンセントが入ってなかったことかなぁ。
どんなお顔だったのか見たかったです。

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2015年08月30日

ネタバレ 購入済み

クラストの行動になんだかモヤモヤ
昔から好きだったって言う割に
エイリーシャがクラストはシンシアが好きって誤解を結婚した後も解かないし
誤解を解いてないのに、エイリーシャの目の前でシンシアと仲良くと言うよりイチャイチャする
しかもエイリーシャに焼き餅を妬かせようとした訳ではなく、二人とも素の行動ってのがどうにも

ラストには誤解も解くんだけど、遅すぎだろとしか思えなかった

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2016年07月21日

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