あらすじ
それぞれが結婚し楽しい家庭を築くシンたちアルティメット・マジシャンズ。シシリーたちが第一線を離れ、人手不足を感じたシンたちは下部組織を結成し新規団員を募集することに。入団試験を突破し二人の新人を迎え入れたシンたちが今まで以上に慌ただしい日々を送る中、ダーム共和国が不穏な動きを始める。数日後、アールスハイド国の王城内でシシリーとエリザベートが談笑し子供たちがお城の中を探検していると、偶然にもエリザベート殺害計画を聞いてしまい……。《規格外》な少年の型破り異世界ファンタジーライフ、第十六弾!!
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シリーズ累計510万部突破、2019年にはアニメ化もされた超人気作品。
現代日本で20代サラリーマンをしていた男性が記憶を持ったまま転生し、転生前の知識を活かしつつ無双する、という王道の転生無双系作品です。ユーモアに富んだ軽妙な文体に、爽快感あふれまくりの設定でサクサク読める、「ラノベってこうでなくちゃ!」と膝を打ちたくなる、まさに快作とはこのこと!
まず、魔法が存在する世界に現代日本の発想が加わることで生まれる、常識破りな魔法や便利過ぎる魔道具たちにワクワクせざるを得ない! そんなファンタジー好きをくすぐってやまない日常描写と、十数人で一国を滅ぼす力を持った魔人たちとの戦いというシリアス展開とのバランスも良く、1冊の中でほのぼのとハラハラの両方が楽しめます。
特に、主人公・シンとヒロイン・シシリーをはじめ、魔法学院のクラスメート同士のわちゃわちゃシーンはかなりかわいくて、表情筋がゆるまないように要注意です。
物語冒頭ではかなりサクッと語られていた“転生”ですが、物語が進むにつれて他の転生者の存在が明らかになり、“転生”自体の謎についても語られる予感が。シン以外にもチート級の能力を持つ転生者が登場したら? など、これからの展開への期待が高まります!!
感情タグBEST3
購入から3年も積読状態にしてしまった本書、次巻が最終巻になった事を知ったのが昨年、期間が空きすぎて前巻迄の内容を思い出せないかと心配しつつ読み始めましたが、意外に覚えているモノで、設定が思い出せないキャラが幾人か居たのはご愛敬で…、楽しく読ませて貰いました。
僅かばかりとは言え組織の世代交代の逸話や、同じ異世界転生者が居た事を知る状況、そして魔人化の推測材料、その他諸々伏線回収の巻でしたね。
次巻は何年後の設定になっているのでしょう…。
前巻以前を再読するかは追々考えるとして、引き続き次の最終巻へと読み進めます。
匿名
ダームの一件
アルティメット・マジシャンズに新人が加入したり、マリアやアリスなどが結婚したりと色々な事が…
今回でダームの一件が片付いた。
Posted by ブクログ
セレブ一家の悠々自適な生活。
最後闇オチしたキャラがいたけどすんげー気持ちがわかるというか。
自分、たぶんソッチ側。
そろそろ賢者のひ孫、かな?