あらすじ
東方の国『クワンロン』にある超古代文明の遺跡調査に赴いたシンたちアルティメット・マジシャンズ。それぞれが調査を進める中、シンは転生者同士の戦争により文明が滅亡したという仮説にたどり着き、頭を抱えてしまう。するとシンの異変を察知したオーグたちから「お前は遺跡についてなにか知っているのか?」と質問攻めにあう事態に。真剣な表情を見せる彼らにシンは「俺には違う世界で生きた記憶がある」と告げるのだが……。破天荒で常識破りな異世界ファンタジーライフ第十四弾、登場!!
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シリーズ累計510万部突破、2019年にはアニメ化もされた超人気作品。
現代日本で20代サラリーマンをしていた男性が記憶を持ったまま転生し、転生前の知識を活かしつつ無双する、という王道の転生無双系作品です。ユーモアに富んだ軽妙な文体に、爽快感あふれまくりの設定でサクサク読める、「ラノベってこうでなくちゃ!」と膝を打ちたくなる、まさに快作とはこのこと!
まず、魔法が存在する世界に現代日本の発想が加わることで生まれる、常識破りな魔法や便利過ぎる魔道具たちにワクワクせざるを得ない! そんなファンタジー好きをくすぐってやまない日常描写と、十数人で一国を滅ぼす力を持った魔人たちとの戦いというシリアス展開とのバランスも良く、1冊の中でほのぼのとハラハラの両方が楽しめます。
特に、主人公・シンとヒロイン・シシリーをはじめ、魔法学院のクラスメート同士のわちゃわちゃシーンはかなりかわいくて、表情筋がゆるまないように要注意です。
物語冒頭ではかなりサクッと語られていた“転生”ですが、物語が進むにつれて他の転生者の存在が明らかになり、“転生”自体の謎についても語られる予感が。シン以外にもチート級の能力を持つ転生者が登場したら? など、これからの展開への期待が高まります!!
感情タグBEST3
匿名
シンは前世について、本当に隠す気が有るの!?
本当に軽挙妄動が多い…
結局今回でバラす形に…
もうちょっと上手く書いて欲しかった。
Posted by ブクログ
とうとうクワンロンの古代遺跡へ。まあ、猿の惑星な感じ。
そして、シンの前世の記憶もってるカミングアウトがやってくるが、案の定、やっぱりな、、という感じでスルっと受け入れられる。なんなら、ここから先、前世アドバンテージを周りから求められたりとかする。人間の別枠シン。個人的にこういう系統はテッパンで大変よろしい。ラノベに苦悩とか苦労とか要らん。