【感想・ネタバレ】新装版 赤い人のレビュー

あらすじ

囚人たちの北海道開拓裏面史。明治十四年、赤い獄衣の男たちが石狩川上流へ押送された。無報酬の労働力を利用し北海道の原野を開墾するという国策に沿って、極寒の地で足袋も支給されず重労働を課せられる囚人たち。「苦役ニタヘズ斃死(へいし)」すれば国の支出が軽減されるという提言のもと、囚人と看守の敵意にみちた極限のドラマが展開する。(講談社文庫)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

囚人を通した北海道開拓史、いや、日本近代史。解説もすばらしい。ここまでひたすら事実に忠実に、そしてあまりリアルで残酷なストーリーな裏側に、冷徹な歴史を語る切り口は、読んでいて鳥肌もの。

0
2021年04月04日

「歴史・時代」ランキング