あらすじ
ディズニーランドのキャストの9割はアルバイト、
つまり普通の学生や主婦、フリーターです。
しかもその半分が1年で入れ替わります。
しかし、ディズニーでは、すべてのキャストが、自ら考え、動き、
いきいき働いており、「奇跡の接客」「感動のサービス」などといわれる
ディズニーのおもてなしを実現しています。
じつは、これを実現しているのは「個」の力ではありません。
そんな状況にも関わらず、
顧客を満足させるサービスを実現しているのは、「マニュアル」や「仕組み」の力なのです。本書はそんな
ディズニーの仕組みを自分の組織に導入するための方法をマンガで解説します。
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ただ仕事をマニュアル化すると、機械的な仕事になり社員のモチベーションを上げることはできないし、顧客がリピーターにはなることもない。ディズニー流は仕事をマニュアル化するだけでなく、ブラザーシステムやクロスコミュニケーションにより社員の交流を深めるとともに会社のミッションを社員同士で自然に深掘りしていくシステムが確立されているのだと感じた。
Posted by ブクログ
マンガでよくわかる ディズニーのすごい仕組み
2015/6/17 著:大住 力
「仕組みやマニュアルで効率を上げる」と聞くと、紋切型のサービスや、効率重視で無味乾燥な職場、という印象を受けるかもしれない。しかし、それは大きな誤解であり、実際、ディズニーランドのキャストは、この仕組みに沿って働くことで、ゲストに最高のサービスを提供すると共に、自ら考え、動き、イキイキと働いている。
そしてこのディズニーの仕組みは、接客業やサービス業だけではなく、ふだんお客様と接点のない間接部門やオフィスワークが中心の会社など、どんな職場にも導入することができる。
本書の構成は、以下の5章から成る。
①ディズニーのマニュアルでチーム力を上げる
②ディズニー流の仕組みを自分の職場に取り入れる
③仕組を定着させるディズニーの教育
④ディズニーはいきいきした職場も仕組で作る
⑤理念を浸透させ最高のスタッフを生み出すディズニーの仕組み
ディズニーランドは夢の世界。
現実の世界にその仕組みは応用できないのではないか。
誰しもがそんな疑問を持ちながら本書を手に取ると思う。
本書にある通り、それは難しいことは多いものの可能である。
ディズニーの仕組みはドライなものだけではなく、理念等の人の感情が根底にあって初めて運用が可能となるものである。
ウォルトは夢を描く天才であるだけではなく、経営の天才でもあったと今では理解できる。多くのビジネス本に書かれていることの本質はウォルトが成し遂げようと思っていた経営手法にも共通するところもあり、何よりもお客様を第一に考えている点と働く人の働き甲斐と成長にもしっかりと目を向けている。
それを商売や売り上げ・利益に反映させるというのはウォルトだけの知識だけではなく、そこで働く人たちの工夫も必要となるもののその与えられた仕組で浮いた時間・労力をそれに費やすこともでき、成長・繁栄への貢献度も非常に高い。
無理だうちの職場にはそぐわないと言わず、とりあえず本質を理解した上で取り入れていきたい。
Posted by ブクログ
◆この本ができること
ディズニー流の仕組みやマニュアルを職場に取り入れることで以下4つの事が改善され、生き生き働くようになる。
・作業が効率化
・チーム全体の生産性の向上
・新人や、優秀でないスタッフの能力も向上
・スタッフ全員が、「仕事の意味」「会社が存在する意味」を理解する
◆感想
読んでいると、上手に働けていない原因がとても分かりました。
「うわ〜、だから上手くいかないのか〜」と何度も呟いてしまいました笑
今の仕事場の環境を変えるのは、根本から見直さないといけなさそう、、、出来ることから実践していきます。
Posted by ブクログ
マンガを交えてわかりやすくディズニー人材育成について説明したhow-to本です。
マニュアルの重要性、ミッションの共有、ありがとうを言える環境など、参考になる考え方を学べました。
ただ、やはりディズニーランドに限って当てはまる話なのかなと。後、年下の部下には適用できそうですが、年上の部下においては、当てはまらなさそうに思いました。
個人的には共感できる部分が多かったです。