あらすじ
「犯人の名は、津上雪菜……。忘れようにも忘れられない名だ」
一条が五代に明かす、妹・香里奈の心を壊した2年前の忌まわしき出来事。
香里奈を含む7人の少女が犠牲になった、その不気味な誘拐事件の
犯人として捕まったのが、津上雪菜―――。
刑務所で“アギト”となった、渦中の女だった……!!
伝説は因縁とともに絡み合い、予測不能の運命を紡ぐ……!!
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Posted by ブクログ
軽く、いや、結構、後悔している
もちろん、つまらなかったからじゃない。他の漫画読み、感想書きの方なら同意してくれるだろうが、漫画の感想を書くってのは相応のカロリーと気力を消費する。面白い作品なら惜しくもないが、つまらない漫画の感想で体力は持って行かれたくないのだ
私が、この『仮面ライダークウガ』(5)を読んで覚えた後悔、それは「何故、(6)を待てなかったのか」だ。この(5)は(6)と一緒に読むべき内容だった。読んでしまってから言っても仕方のない話なのは重々承知してるが、言いたいのだ
この(5)では、物語がまたしても、一つの大きな山場を迎えかけている。改めて、テレビシリーズとは違うのだ、と感じる。だけれども、テレビシリーズに微塵も劣ってはいない。それは脚本を担当している井上先生に、横島先生が本気で応えられるよう、努力してくれているからだろう。どっちも良い、それでいい
この(5)で注目しておきたい点は多い
ゲゲルのプレイヤーが『ズ』から『メ』へと移った事、一条さんの妹・香里奈が巻き込まれた事件、それにアギトとなった津上雪菜が関与している事、五代の妹・みのりにクウガとなった事がバレてしまった事、そして、何より、新たなる英雄となる津上翔一の登場
テレビシリーズのファンは、アギトと絡みだした辺りで違和感が強まり、読むのを躊躇い出していると聞いたが、私はあまり、感じない。私が「雑食」ってのも大きいにしろ、これくらい、大胆でなきゃ、テレビシリーズに霞んでしまうのだろう
うん、やっぱ、(6)とまとめて読みたかったぜ
次巻で気になるのは、やはり、五代が再び変身できるか、ってコトだ。みのりに恐怖から拒絶された事が、変身にブレーキをかけてしまっている以上、しっかりと理解してもらうしかないだろう、自分がクウガに変身しなければ、皆を守れないってコトを
兄が正体不明の異形になった上、いつ、命を落としても不思議じゃない戦いに身を投じていたとなりゃ、戸惑いや心配の念が生まれて当然。それでも、雄介の妹であるのなら、兄が信念を懸けてやりたい事を応援してくれるんじゃないかな・・・・・
今回のゲゲルのプレイヤーは、カメレオンの特性を有する、メ・ガルメ・レ
姿を消し、死角から強靭な舌で人間を殺傷し、ゲゲルをクリアしようとするコイツを倒すには、視覚と聴覚に優れている緑のクウガ、つまりはペガサスフォームに変身するのが最良の戦い方だが、この漫画版では、どんな展開になるのか、楽しみだ
この台詞を引用に選んだのは、五代雄介の戦いに対する信念を感じると同時に、そのスタンスを、このピンチを迎えても貫けるのか、が気になるからだ。誰かを守るってのは、自分が傷つく事。自分が傷つけば悲しむ大切な人がいる、と知っても尚、見知らぬ誰かの為に戦えるか、そこがブレたりしない強さの分かれ目なのだろう
表紙はバランスがおかしい
ニーグリップ、なる言葉があります。ニーはひざの意味。
膝でタンクをグリップして単車をホールドするというか、一体化するというか。
この表紙だと、カウルをホールドしているのでなんかバランスがおかしい、
単車のバランスがおかしいのだと思いますね。
ここだとエンジンの位置でそのせいかなんかすごく窮屈な感じがします。
カウルはFRPのペコンペコンしたのが多いから、グリップするのも現実的ではない。
単車描けなくて仮面ライダーつうのもナンセンスな気がします。
まあ、お好みで。