【感想・ネタバレ】棺担ぎのクロ。～懐中旅話～ ６巻のレビュー

きゆづきさとこ

クロ、はじまりの国を往く―。探し求める魔女・ヒフミを構成するひとりの女。その女に囁きかける、太古からの声。それは血であり、伝播する病であり、強き黒い力。クロの身体を蝕み続ける呪いとの関係は…？ 棺を背負った旅人の旅物語、いよいよ佳境に迫る！

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話がいちだんと重く。でも散らばったパズルが着実にはまっていった６巻。少しだけ幸せな話もあるがそれも、

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クロはニジュクとサンジュがいたからこそ、ここまで旅を続けてこれたんだなと思えました。ニジュクがクロにだいじょうぶと手を向けるシーンが、自分の中でのこの漫画のベストシーンになりました。ニジュクの成長とこの旅路の危うさが詰め込まれていて、脆く儚い”白と黒”の対比が美しいと思いました。

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いよいよクライマックスが近いと感じる、種明かしの詰まった一冊。
どうしたってていいことにならなそうなんだけど、どうにかなるんだろうか。
たぶんあと一巻とのこと。

それにしても人間のセンの見た目ストライク過ぎてツラい。