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Posted by ブクログ
病気を抱えながら生きる自分が自分自身であり、それは切り離して考えるかとはできない。病気が自分の将棋を強くし、ある意味では自分の人生を豊かにしているのだと考えた
土に還る
単行本は2000年2月の出版。表紙の写真の眼光は鋭い
2002年5月に講談社文庫として刊行
文庫本には、父伸一さんの「聖のこと」の文書が載っている
残した言葉
1年1年この思いを込めて生きて参りました。
生きる事は時の積み重ねです。年月日時分秒入院時、時計を病室に自分の目線で置いてなくなるまで
今日は何日今は何時と時を確認することが生きている証であるかのように
「土に還る」言葉を残して
残した物を整理する中でメモが出てきました。そこには、
人間は、悲しみ、苦しむために生まれてきた。それが人間の宿命であり、幸せだ。僕は、死んでも、もう一度人間に生まれたい。
と記されてありました