あらすじ
幼なじみの親友・鷹也に、長く、こじらせた片想いをしている東馬。「あいつのお姫様になりたい」「俺のヒーローはあいつ」乱暴な性格で口が悪いくせに、乙女思考回路な東馬は、好きといえず自分の恋心を自虐し卑屈な考えに傷つく毎日だった。しかも、大学に入って、鷹也には彼女が出来た。鷹也の世話焼きと親密な親友としての接触は相変わらず。サークルの先輩・米沢や謎の女も東馬に接近。とある変化が生まれ、片恋は、手酷く東馬を傷つけ始める――。「それでも俺の世界は、お前の一言で満ちる」
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先輩好きだな
本筋とはそれるが、ももちゃんが好きだけど遠くから見守る姿勢のなつき先輩。なつき先輩はきっと自分はももちゃんの運命の人ではないと悟ってるかのようで、温かくそっと見つめてる。そんななつき先輩が素敵だ。早く気づけ、たかや!
上下巻一気読みは必須!?
それぞれみんなが片想い。幼なじみの同級生。タカに恋してるトーマ、トーマが気になる先輩、実の兄の先輩が好きな妹。タカには彼女がいるけど、トーマを優先したい欲求がある時点で気持ち的には破綻。
10年前の作品だけど、恋心ってのは普遍なんだと認識させられる良作。
Posted by ブクログ
幼馴染の鷹也に片想いをしてる東馬。どちらもイケメン。
片想いしいてる相手に彼女がいるパターンの片想いは読んでいて本当に辛くて私は大好物。
わたしが特に辛いなと思ったシーンは、鷹也に触れられた東馬が吐き気を催してトイレに行って、心配した鷹也が様子を見に来てくれた。サンドウィッチをくれて嬉しく思ったけど、そのサンドウィッチは彼女が作ってくれたものだったというシーンです。
相手の幸せを願う思いと、なぜ側にいるのが自分ではないのかという切ない思い。
片想いされていることに気が付いていない様子で今まで通り世話を焼いてくる。
当て馬的存在の米沢先輩や、兄が好きな女の子など様々な人間が登場します。
個人的にはなかなか良いなと思いました。
Posted by ブクログ
この焦れ焦れと切ない感は好み。デカくてお姫様な受けちゃんが、鬱陶しいくらい乙女思考でかわいい(実際いたら嫌だけどw)
もちろん結末はくっつくんだろうけれど、このイラッと来ない焦れ焦れ感はいいなぁ。
Posted by ブクログ
幼なじみ同士の大学生、昔から自称・ヒーローの鷹也に片想いしていた東馬の願いは「あいつのお姫様になりたい―」
ハーフの美形なのにガサツで鷹也より大きな東馬が、ちょっと乙女チック思考でウジウジしていた前編。 キラキラした外見の割に一途で健気、嫌いな設定ではないけど…如何せんネガティブ★ 最近ホント駄目なんだなぁ、後ろ向きキャラ(-"-;)
じゃあ、東馬に対して過保護な割に能天気な鷹也はというと…無神経だし魅力がわからず(`ε´)
結構評判良いので好みの問題だとは思うけど、個人的にはそんなに萌どころ無し(´・ω・`) 2人が所属する大学のサークル「何でも屋」も、オリジナリティを狙ったなら活かしきれてない感じで中途半端だし、活動内容やヨネ先輩の動機に説得力がなくて逆に邪魔だった気がする…
せっかく濃いキャラ出したなら、もっと群像劇っぽさを強調した方がみよしサン上手いと思うな。
とりあえず後編に続く★