あらすじ
瀬尾未森は、幽霊だ。正確には、幽霊だった。自殺をした末に意識不明の重体、一年ぶりに目が覚めた病院のベッドの上で、途切れ途切れに思い出す、知らない男の子の記憶。いつだって記憶の中で泣きそうな男の子は、良く行くコンビニの店員・栗原育だった。自分のことを好きだと言う育の突然の告白に驚くも、それは、幽霊だったときの未森のことで…。君が好きなのは、幽霊の俺? それとも――。俊英、緒花が描く、幽霊と人間のくり返される生と死と恋の物語。堂々の、完結。
...続きを読む感情タグBEST3
辛いけど幸せ。
好きだったひと、一緒に過ごした時間、愛し合った過去。幽霊だと思ってた人が生きてるって知った時めちゃくちゃ嬉しかったんだと思う。けど、意識をとりとさ戻した彼は幽霊(生霊?)だった時の記憶はなくて、どうしようもない、行き場の無い気持ちを抱える育の心情を考えただけで涙が止まりませんでした。
でも、やっぱり深いところでは繋がっていて、最後はハピエンで終わって良かった。
間違いなく良作だし、ストーリー構成や物語の運び方が秀逸。
幸せ
前巻でも一応まるく収まってた気がするのですが、やはりこの巻を読んで幸せを感じました。前巻の終わり方がちょっと切なく、今回はラブラブイチャイチャが見れるかと思いきや、そんなに甘くない。御伽話だけど、ただのファンタジーでは終われない葛藤があってちょっと苦しかったです。これからはふたり仲良く暮らしてほしいな。
究極の愛
前作も今作も、3回くらい読み直して、なるほど・・と理解しました。メガネくんの可憐さも相まって、好きな人が生きているだけで幸せ!という究極の愛がたまりません✨萌えます✨
やっと本当の恋が始まる
前巻の終わりと、本作の始まり方に少しズレのようなものを感じたので戸惑いましたが、とてもいい作品でした。
ぽっかり空いた記憶の穴と、今ある自分との葛藤に揺れる未森さんの心情が丁寧に描かれていて良かったです。
本編中、育くんはとても可哀想でしたが、始まった恋を祝福します。
切なくて愛しくて
育と未森さんの続きが読める♪
と思って読み始めたら、未森さんには昏睡状態の時の記憶がなくて、育の言うように、再開して記憶を取り戻してなんて事はハリウッド映画でもなければ起こらないはずなのに、一緒に過ごした日々の記憶とぽっかりあいた穴は埋まるのかな、どうなのかな?ドキドキしながら読みました。
あ
よかったですー。その後の未森さんのことが気になっていたので嬉しい。記憶は無いけどちゃんとハッピーでよかったです。同僚兄弟が気になるのでスピンオフ作品とか見たいです。
表紙とタイトに惹かれて、、、。
表紙とタイトルに惹かれて二冊まとめ買いしました。が、表現が独特?というかきれいな雰囲気なんだけど、ちょっと一回読んだだけでは私のオツムでは理解できず。何回も読み返してその度、じわじわっと良さが染み出てくるように思いました。最後にタイトルの23:45で終わるあたり、オシャレだなぁ。
こっちがメイン☆1.5
幽霊の時と全然違う人格だし!いい人ポイント1000点集めたらいい人辞めた?なかなか25歳児 わがままだぁな!!増してやいい人幽霊にやきもちまで妬いてるとか。人間臭くて笑える!