あらすじ
瀬尾未森は、幽霊だ。正確には、幽霊だった。自殺をした末に意識不明の重体、一年ぶりに目が覚めた病院のベッドの上で、途切れ途切れに思い出す、知らない男の子の記憶。いつだって記憶の中で泣きそうな男の子は、良く行くコンビニの店員・栗原育だった。自分のことを好きだと言う育の突然の告白に驚くも、それは、幽霊だったときの未森のことで…。君が好きなのは、幽霊の俺? それとも――。俊英、緒花が描く、幽霊と人間のくり返される生と死と恋の物語。堂々の、完結。
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辛いけど幸せ。
好きだったひと、一緒に過ごした時間、愛し合った過去。幽霊だと思ってた人が生きてるって知った時めちゃくちゃ嬉しかったんだと思う。けど、意識をとりとさ戻した彼は幽霊(生霊?)だった時の記憶はなくて、どうしようもない、行き場の無い気持ちを抱える育の心情を考えただけで涙が止まりませんでした。
でも、やっぱり深いところでは繋がっていて、最後はハピエンで終わって良かった。
間違いなく良作だし、ストーリー構成や物語の運び方が秀逸。
こっちがメイン☆1.5
幽霊の時と全然違う人格だし!いい人ポイント1000点集めたらいい人辞めた?なかなか25歳児 わがままだぁな!!増してやいい人幽霊にやきもちまで妬いてるとか。人間臭くて笑える!