あらすじ
リリアーヌは誰もがうらやむ玉の輿に乗って伯爵夫人となった。 ――望んでいない、政略結婚。美丈夫で名君と名高い夫・クロードに対して、凡庸で何もできない自分に落ち込む日々。しかしクロードは、毎晩のように訪れ、執拗に激しくリリアーヌを求める。そこに愛などないはずなのに――。 気弱な伯爵夫人×怜悧な伯爵のノーブルラブロマンス!
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良い!!!!!!
最初から最後まで ずっと面白かったー!!!!!
好きで好きでたまらなくて嫁にしたのに
それを言葉にも態度にださないから相手には全然伝わってなくて
逆に少し恐がらせてしまってうまくいかないのが
堪らなかったです!!
かわいそうな正妻
なんてかわいそうな正妻。
激怒する夫を怖れ、夜を共にするのは苦痛しかなく、ひたすら避けたいが、どうしようもないときはただ時間がすぎるのを祈るだけ。
世継ぎを期待されても、毎月かなわず。
たよりの側室がまさかの不倫で妊るなんて。
わたしは無理。
旦那の性格が悪すぎて、わたしなら途中で逃亡するー。と思いつつ。
途中から旦那がデレはじめたらもう気持ち悪くて、主人公と気持ちが重なりつつあるシーンは読めませんでした。
最後はもう、妾さんとその子供がどうなったのかを確かめて終了。
初夜が強姦まがいだとか、主人公が嫌がってるのを知りつつ激しいスキンシップをかまし強引に抱くとか、ほんとひどい。
旦那に多少のざまぁがあったら良かったと思う。
ただ、文章の書き方自体は好みだったのと、絵はきれいだったので、☆を一つ追加してみました。
I cant…
I can’t really like the book. The heroin forced a second wife to the hero, which is stupid. She constantly played a victim and a loser for the first two years of her marriage. It does not make sense. She lacks confidence and cannot voice out her opinions. Then, she has a courage to find a second wife to her husband without asking him about it? Then, later on, she gives advice on romance to other people? Who is this? Obviously, this is not the same heroin portrayed in the beginning of the book. In my opinion, the author did not do a good job on forming the heroin’s characteristics.
Plus, the book says that the hero was angry about the second wife. Then, why didnt he send her back before he sleeps with her? Maybe he wanted to sleep with the new wife? Then, he is a failed hero in a TL. Yes, the hero is obsessed with the heroin. But, he still had H with the second wife, and he whispered and touched her very gently, and he gave a fantastic time to the second wife. Does any TL reader want to see this? Not me, sorry.
In my opinion, the second wife was not needed for the story. I dont understand the author in this regard. Only reason I gave two stars rather than ONE star is because the obsession that the hero has for the heroin
個人的に
個人的に、ヒロインとヒーローが好きになれませんでした。
政略結婚で、ほぼ押しきられる形でヒーローと結婚する事になったヒロイン。政略結婚で愛などないはずなのに、夜頻繁に部屋を訪れるヒーローにヒロインはうんざりしています。しかも行為は一方的で、まったく気持ちよくないらしい。
何度行為を重ねても子宝に恵まれず、苦手な社交の場から逃れる為に、ヒロインはヒーローに黙って側室を立ててしまいます。それに大激怒するヒーローですが、結局それを受け入れてしまう。
社交の場は全て側室に押し付け、夜の行為は嫌々参加し、ヒーローが帰宅する度に溜息をつくヒロイン。こんな状況が2年間続きます。序盤はヒロイン視点で進むので、永遠と内心グチグチ言っているヒロインにかなり苛々しました。
作中ヒロインは「自分はこんな性格じゃなかった。もっと楽観的でお喋りが大好きで、大口を開けて笑う明るい性格だった…」と語っていましたが、ただ格上の完璧ヒーローに萎縮してるだけ。社交の場から逃たのも「田舎者」と馬鹿にされて惨めな思いをするのが嫌なだけ。夜の行為が嫌なのは、まぁヒーローが悪いんだけど…。いくら押しきられる形とは言え、ヒーローから直接プロポーズされて「はい」と言ったのはヒロイン。実家に借金がある訳でも、脅された訳でもない。結果的に結婚する形になったとしても、嫌なら内心で思ってるんじゃなくて、ちゃんと口にしてほしかった。楽観的で明るい性格と言うのなら、陰口からも逃げないでほしかったし、自分はヒーローの正室に相応しくないと思うなら、理由や経緯はどうあれ、相応しくなれるよう前向きに努力してほしかった。そんな後ろ向きで、現実と向き合おうとしないから、ヒーローと距離はまったく縮まらず、最後の最後までヒロインがヒーローに対して愛情が目覚めたのか謎のまま。なので、物語が全く盛り上がらず、ベッドシーンもヒロインが感じる描写は終盤までありません。何せ、ヒロインがヒーローを迷惑がってますから。あと、ヒロインの性格が物語を通して安定してないのも読みづらかった。
更に残念なのは、ヒーローがヒロインを正妻にした理由。一目惚れなのでしょうが、私は全く共感できませんでした。あんずを丸かじりして、幼馴染みの青年に「まったくしょうがないわね」と言ってあんずをあげた姿に惹かれたっぽいけど…何で?