あらすじ
ソフトバンクの社長室長を勤め孫社長の懐刀として活躍してきた著者が、超多忙の孫社長が「一瞬でわかった!」と納得する資料の作り方を解説。売上報告書からプロジェクトマネジメントシートまで、10種類の主要資料の作成のツボと考え方が1冊で学べる本です。
売上グラフは右肩上がりになるように作れ!
資料はひと目でわかる「構造化」を行え!
課題のボトルネックを浮かび上がらせろ!
回帰分析で経営者マインドを養え!
ソフトバンク流資料作りの極意を大公開!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
経営目線から、意外なExcelの使い方まで記載されている。
この事はあまり他には無く、どういう経営的状況で、どうツールを使うかが書かれている。また、ソフトバンクの経営企画時代の経験がバックボーンにあり、リアリティをより増している。
Posted by ブクログ
平成最後の感想文になりそうです
この本は資料をどう数字で分析するかわかりやすく書かれています。
パレート図はいま何を重点的に取り組むべきかを分析するのに用います。
いまウチのGでどこに注力すれば医療扶助を下げられるか。
そんな観点から絞り込めるのかなと漠然と思います。
回帰分析は今後の予測にも使っています。
ただ説明してる本人もホンマにそうなるか疑心暗鬼な様子。
互いに影響を与えあってると思うんやけどなあという数字にどう説明をしていくか
本当は予測したい変数「目的変数」がどう動くのか
その他の要因が「説明変数」になるのでどう影響が出るのか
今後数字はどう動くのか
伸びるなら何が原因となるのか
PDCAをどう回すか
考えることはたくさんあります。
サマーまでに色々考えることがありますがもうGW。
やらなあかんことはなんぼでもあります。
Posted by ブクログ
自分の先輩が、資料を1枚に納めないと読んでくれないタイプの人で手に取りました。
先輩は「見やすくしろ」と言われても1枚に収めたら字も小さく図も小さくなって見づらいやんか!!と半ギレ状態でしたが、
この本を読んで求められている水準や、情報のいるいらないがなんとなくわかる気がしました。
実務に活きたので高評価ですが、内容は薄いので資料作成に課題を感じてない人にとっては得るものは少ないと思います。
Posted by ブクログ
資料は資料でも、報告書・議事録・分析レポート・プレゼン資料・企画書など、用途によって何を目指すか性質が違ってくる。自分が誰に何を何のためにどう伝えたいのか明確にすることで、より読み手にアピールしやすい資料を作成できる。たとえば議事録やプレゼン資料は、資料が会議の進行やプレゼンの方法とも大きく関わってくるため、紙面上のまとめ方にとどまらず、効果的な議事進行やプレゼンの仕方についても言及されている。盛りだくさんの内容だが、簡潔でテンポがよく、さすが読み手のことを意識した文書作成が得意な著者だと納得させられる。見習いたい。
Posted by ブクログ
ソフトバンク社長室長として孫社長へのレポートを行っていた筆者の本として、説得力はある。同社のプレゼンに見られるようなシンプル且つ分かりやすい資料の作成のツボが、例えばpptのプロパティ設定のような細かい部分まで紹介されている。群管理、要因分析、プロセス分析などは即採用できる。
Posted by ブクログ
「3日以内に経営の要素を1万個挙げろ」という強烈なエピソードから本書は始まる。こんなことをいわれたら普通のビジネスマンは耐えられない。そうした無理難題に答え続けた孫正義氏の側近ならではの視点が面白い。一般的な企業は資料を議事や報告書代わりに用いているが、ソフトバンクは課題を炙り出し説得する武器と捉えていることがよくわかる。
肝心の内容は至ってオーソドックス。主にコールセンター系業務の事例が多く特別なノウハウや必殺技は書いていない。王道の内容なため無難ではあるが物足りない。せっかくソフトバンク社長室であったのだからスケールの大きな事例と秘伝技術を読みたかった。
Posted by ブクログ
孫社長の元で働いていた著者、効果的な資料の分析や魅せ方について触れています。毎月報告書を書いたり、企画書を書くことが多いのでとても参考になりました。
Posted by ブクログ
ソフトバンクの社長室長を務めた筆者が記す資料作成術の本。
以下、学び。
・正しい数字を見ていれば正しい判断ができる。正しい数字がその裏付けとともに適切に記載されている資料が問題解決には必須。→まずは数字が大事。判断は数字ありき。
・次にどうするかの指針がない社内稟議は論外。ただ「こうなりました」という報告はもってのほか。
・曖昧な定義、単位、解釈は許されない。ぼかしてはいけない。
・内容が即座に伝わることが必須条件。勝負は10秒。
①業務処理報告書
・累積グラフは、時に正しい実態を見えなくする。進捗状況や課題分析を行う場合は、群の内数(1週間ごとに切って推移を見る等)に注目し、グラフ化する。
・ステータス定義が重要。どのステータスやプロセス・工程で切るか
・%と実数の両方で、ワンスライド・ワンメッセージ
Posted by ブクログ
印象の強い言葉
●日本は、エクセル信仰が強い
●サラリーマンとは、自分のいいように解釈をして、甘えてしまう傾向がなきにしもあらずの人種である。
●ソフトバンクでの回帰分析修行は、経営者育成の一環ともいえる。
Posted by ブクログ
まさに明瞭簡潔(^^)
世界のトップ、つまり孫正義(笑)
普段、業務をしていて直面するシーンを取り上げて、具体的にどうしたらいいのかを指南してくれます?
大きく10つの事例で、アウトプットを出しているので、明日からでもすぐ使えますね♪
Posted by ブクログ
資料の作り方や、パワーポイントの使い方について書いてある本はたくさんあるけれども、本書はそのなかでもかなり実践的。
エクセルを使ったパレート図や回帰分析の方法まで書いてあって、非常に参考になった。いずれどこかで使ってみたいと思いました。
Posted by ブクログ
孫社長の元で鍛えられたという資料の作り方の本。資料の作り方もさることながら、本質は報告する現状の本質、事象の原因を捉えるといった、物事の見方が重要だと述べられている。それにしても孫社長はやはりすごい人なんだなと思った。
Posted by ブクログ
著者の文章力の問題かもしれないが、法則としてきちんとまとめられていない。各章のフォーマットを統一していないせいだと思うが・・・
ヒントは多く「隠されている」ので、読みづらいけれども自分でまとめなおすことのできる人には良いかもしれない。
Posted by ブクログ
資料作成術の本.ソフトバンクの孫さんの社長室での勤務経験が中心になっている.
資料の構成やフォントの使い方など見栄えに関する内容は少なめ.資料のパターン別に,資料を見せる相手から期待する反応を引き出すためのコミュニケーション方法を含めて,記載すべき項目やグラフでの分析の切り口なども記載してある.
扱っている資料は以下の10パターン.
・業務処理報告書
・売上報告書
・要因分析レポート
・会議議事録
・プロジェクトマネジメントシート(進捗管理表)
・パレート図
・回帰分析
・プロセス分析シート
・プレゼンテーション
・企画書
あまり馴染みの無いモノも結構あった.
パレート図や回帰分析は現職ではあまり扱う機会が無いが,何かの際に使えるようにしておいた方がいいだろうなーと思う.プレゼン資料は社内研修でも多く作成してきたが,ほとんど上司の指導で出てきたことばかりだった.指導が良かったのだろう.
本のタイトルから期待していた内容とは少しアテが外れたが,資料のコンテンツを考える際の切り口について考え直すきっかけになった.
Posted by ブクログ
《リード》説得できる資料の作り方のヒントを教えてくれる本
《内容》ケーススタディ:業務処理報告書・売上報告書・要因分析レポート・プロジェクトマネジメント型会議議事録/シート。
《コメント》今まで作った資料に説得力がなかったことを実感した。参考になった。
Posted by ブクログ
面白いよ。技術系なので使わないけど。でも結局経営ってほぼ線形のトラッキングだから回帰分析くらいまでなんだよねえ。ってか、そこまでは使えないと絶対まずいとかいうことがよくわかります。あんま孫さんは出てこない。
Posted by ブクログ
資料の見やすさや、分かりやすさを強調する場面では同意。加えて、議事録などの作り方も非常によかった。
プレゼン関連については、技術職の話には使いづらいカナという印象。あそこまで省いたグラフを作ると、返って不信感を呼びそう。
例として出される資料が、ソフトバンクぽくて、ソフトバンクの中の人たちはホントにこの人の考え方を実践されているんだろうなと思いました。
Posted by ブクログ
元SBの著者による、ビジネスマンのアウトプット、企画書やプレゼンに関する指南書。
回帰分析、しっかりマスターしょうと再認識するきっかけをくれました。
Posted by ブクログ
議事録の作成ルールや資料の作り方によって問題や課題の本質が見えてくるというところは参考になりました。ソフトバンクでは回帰分析が基礎として定着しているというところも新しい発見でした。