【感想・ネタバレ】二つの山河のレビュー

あらすじ

【第111回直木賞受賞作】

かれらも祖国のために戦ったのだから――。
大正初め、徳島のドイツ人俘虜収容所で例のない寛容な処遇がなされ、日本人市民と俘虜との交歓が実現した。真のサムライと讃えられた所長・松江豊寿の生涯を通して、国境を越える友愛を描いた「二つの山河」ほか、二篇収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

幕末の会津藩士物語3篇でしょうか。

板東俘虜収容所は、地域と一体となって繁栄して、とても楽しそうに思えました。稀なところだということがとても残念ですね。
明治維新の特に会津藩の話は、読んでいてとても辛いです。
時代の流れがものすごく大きくて、それが戦いの渦に流されていってしまったような、悲しい歴史を感じます。

二つ目の話の、”おやす”がとても良かったです。肝の座った、武家の女性の強さを感じました。

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2022年06月16日

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