あらすじ
■シリーズ、ついに完結!■
「ハリー・ポッター」シリーズ最終第7巻、Harry Potter and the Deathly Hallows(『ハリー・ポッターと死の秘宝』)を原書で楽しむためのガイドブック。第1章から最終章まで、原書と並行して読み進められるよう、イギリス版とアメリカ版、両方のハードカバーの該当ページと行数を要所要所で示しながら、難しい語句、固有名詞、口語表現などの日本語訳を掲載しています。日本語に訳さずに、英語のまま理解したい読者のためには、英語の同義語も並記しており、英英辞典としても使えます。
■原書で読む楽しさがわかる!■
呪文や人名にJ・K・ローリングが忍ばせた、ラテン語、ギリシャ語、フランス語などの語源、パロディ表現やジョーク、イギリスの文化的・社会的背景など、日本人にはわかりにくいポイントをクリストファー・ベルトンが詳しく解き明かします。
自分で辞書を引いてもわからない、ひとつの言葉に込められた深い意図を知ることは、翻訳本では決して味わえない楽しみです。ハードカバーを購入し、すでに自力で最後まで読み通した人にとっても、新たな発見や驚きがたくさんあるはずです。
11歳の子どもとしてスタートしたハリーが17歳に成長し、第6巻までに提示された多くの未解決の問題が、この最終巻ですべて明らかになります。本書があれば、原書で読み通す満足感、達成感を心から味わうことができます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ハリーポッターの翻訳が出る前に、必ずこのシリーズを買って、解読に挑戦しようとした。
これまで、7回中、6回までが挫折した。
英語はコンピュータ用語はわかるが、文学はさっぱりわからない。
そのため、この本があっても、努力の助けにはなるが、筋がわからないのでさっぱりである。
コンピュータのマニュアルや規格は、筋はわかってしまうことと、正規化された用語しか使っていないので、辞書を引く回数も少なくて済む。
いつも、翻訳が出た後で、翻訳のニュアンスのぶれを確認するのに使っている。
第7巻の最終章は、なぜか、この本がなくても内容がわかった。
半分は予想していたことだったからかもしれない。
思わせぶりな最終章が書いてあるという逸話から、ハリーが誰と結婚するかしか想定できる最終章での情報はないことが推測できる。登場人物の間の均衡を考え、第1巻から順に読み進むと、どこへ行こうとしているかは第2巻で分かった気がした。その予想の範囲だったからかもしれない。
それでは、その前の章が解読できるかどうか、最後の挑戦をこれからしてみようと思った。
ps.
翻訳がでる前に終わりませんでした。